ダンボール工作職人が作った「ニコニコ本社」がすごい コメント職人も現れる再現度の高さ
ネタにも本気。
ダンボール工作で平等院鳳凰堂やフランス航空事故調査局(BEA)を作った人として知られる(関連記事)、ダンボールクラフターのうぷあざ棟梁(@upaza_toryo)さんが今度は「ニコニコ本社」を作ってみた動画をニコニコ動画に投稿しています。タイトルの時点で出オチ感がすごい。
2019年7月31日をもって営業を終了したniconicoのアンテナショップ「ニコニコ本社」(関連記事)。今回作られたのは、ニコ動ユーザーにいろんな意味で親しまれている、池袋に移転する前の「原宿時代のニコニコ本社」で、最初にデータを作成したらレーザー加工機でダンボールを加工して組み立てていきます。
そして完成したのは、細かいところまで見事に再現されたダンボール製ニコニコ本社。建物の角や曲面がめちゃくちゃきれいで、片面段ボールを使って表現された外の階段にも驚きます。最後はおなじみ「爆破」エフェクトで、ニコ動におけるニコニコ本社という存在をバッチリ完全再現。なお、動画ではコメント職人による「爆破(炎)」もあり、動画タグには「これがやりたかっただけだろシリーズ」が付いています。間違いない。
今回はニコニコ公式生放送に出演するにあたって作られたネタ建造物(?)でしたが、うぷあざ棟梁さんはこれまで松本城から、戦車にファミコンなど、さまざまなものをダンボールで製作。そのクオリティーの高さで人気を集めています。ちなみに同放送では、ダンボール工作の書籍『7日間でできる世界一美しいダンボールクラフト』(KADOKAWA)の出版が決定したことが発表されました。「ブタの貯金箱」といった初級レベルから、超上級編では感動するような「法起寺 三重塔」も“挑戦状”として紹介。ダンボールクラフトに挑戦してみたい人は要チェックです。
画像提供:@upaza_toryoさん
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製作期間は6カ月。見事な出来です。
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