コラム

【楽しい列車】パンダだらけのパンダ特急「パンダくろしお」に乗ってきた(3/4 ページ)

新列車登場&増発記念~。アドベンチャーワールドへ行くのはもちろん、ふらり小旅で使うのも楽しい列車です。

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車内も楽しくパンダ満載、結構芸が細かい「楽しさ演出」の工夫

 パンダくろしおは6両編成。1号車はグリーン車と普通車指定席、2号車と3号車は普通車自由席、4号車から6号車は普通車指定席です。今回は3号車の普通車自由席に乗車しました。


座席にもパンダ! (何かパンダが座っているみたい)

 やっぱり車内もパンダ。座席カバーがパンダ顔です。思わず持ち帰りたくなるかわいさですが、もちろんお持ち帰りは厳禁。写真を撮って思い出にするに留めておきましょう。

 普通車自由席の座席は、特急車としては標準クラスのリクライニングシートです。新大阪から白浜までは約2時間半の行程。座面は少し硬めと感じましたが、やや長時間の乗車でも特に問題はありませんでした。

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 テーブルは大小2つ。前席の座席裏にある大テーブルは、駅弁やPCを置くのに良いサイズです。ひじ掛け内から引き出すタイプの小テーブルは飲料やスマホなどをちょっと置くくらいで、スペースを広く使いたい時に適するサイズです。

 席に着くと「お!」となります。座席カバーの裏側(乗車中、いつも目に入る位置)にもパンダがいました。パンダやシロクマ、287系がコミカルに描かれています。さすが、芸が結構細かいですね。感服しました。


パンダくろしおの普通車自由席。リクライニング対応で、座り心地は少し硬めだった

普通車自由席には大テーブルと小テーブルがある

常に目に入る位置(前席カバーの裏側)にもパンダが描かれている芸の細かさに気が付き、思わす笑み

 パンダくろしおはJR紀勢本線の一部区間で太平洋岸の近くを通ります。万が一時の案内シートにもパンダのイラストが。これならばちゃんと読み、また海外の利用者もすぐに理解できることでしょう。

 ふと後ろを見ると、ドアに青空の観覧車やレッサーパンダさん。座席はやっぱり「パンダさんが並んで行儀よく座っている」かのように錯覚します。車内でいきなりアドベンチャーワールドにいるような気分になります。


注意書きシートもパンダのイラストで分かりやすく説明

車内ドアにもラッピング。そして「パンダが並んで行儀よく席に座っている」ように錯覚

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