三浦春馬さん出演新ドラマ“カネ恋”、代役立てず9月スタート　「一部台本を書き直して撮影を進めていく予定」

　7月18日に逝去した俳優の三浦春馬さんが出演予定だった新ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」が、当初の予定通り9月15日からスタートすることが分かりました。プロデューサーの東仲恵吾さんによると、台本は一部を書き直して撮影を進めていくとのことです。

　「おカネの切れ目が恋のはじまり」は、女優の松岡茉優さん演じるモノや恋にいちずな女性が、浪費癖の激しい御曹司の男性（三浦さん）と出会い、ともに成長していくラブコメディー。既に撮影は開始されており、三浦さんは14日にドラマの情報が解禁されると「楽しみにいていてください！」と意欲を伝えていました。

　しかし18日に三浦さんが逝去したことで、ドラマの放送を心配するファンの声がSNSを中心にあがっていましたが、ドラマ公式Twitterは同日、「撮影現場ではムードメーカーでいつも現場を明るい笑顔で盛り上げ、大変な時にはそっと手を差し伸べてくれる優しさもある、皆から愛される方でした」と三浦さんを追悼。

　それから2週間。公式サイトでは「皆様から、三浦春馬さんが演じたこのドラマを観たいという非常に多くのご要望をいただきました」と代役を立てずに放送する意向を発表。また、「松岡茉優さんをはじめとした出演者と共にドラマを完結させるべく、一部台本を書き直して撮影を進めていく予定です」と、完結に向けて進行中であることも明かしています。

　ファンからは「簡単にはいかないのに悲痛なファンに寄り添う決断をしたのは尊いと思う」「制作陣のみなさんありがとうございます」と感謝するコメントとともに、「お蔵入りならなくてよかった」「悲しいけど楽しみだ」と放送を心待ちにする声もあがっています。