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「ブラックパンサー」キルモンガー役マイケル・B・ジョーダンが、盟友チャドウィック・ボーズマン追悼 「もっと一緒にいたかった」

「残りの人生はきみが生きたように、気品と勇気を持って悔やむことなく生きていく」

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 映画「ブラックパンサー」で主人公に敵対するヴィラン、キルモンガー役を演じたマイケル・B・ジョーダンが9月1日、タイトルロールを演じたチャドウィック・ボーズマンをInstagramで追悼。「もっと一緒にいたかった」と何度も繰り返す美しい文章に「王にふさわしい追悼文」と多くのファンが胸を打たれました。


チャドウィック・ボーズマンとマイケル・B・ジョーダン(画像はマイケル・B・ジョーダン公式Instagramから)

 8月29日にチャドウィックの死去が明らかになって以来、沈黙を貫いてきたマイケルは「ずっと言葉を探していたけれど今の気持ちを表せるものが見つからなかった」との書き出しで、亡きチャドウィックへ送るメッセージを投稿。「全ての瞬間、全ての会話、全ての笑い、全ての諍い、全てのハグ、全部を思い出していた。もっときみと一緒にいたかった」と悲しみをつづりました。


笑顔の2人(画像はマイケル・B・ジョーダン公式Instagramから)

 マイケルは彼と交わした最後の会話の中で「自分たちの間には永遠の絆がある」とチャドウィックが言っていたことを「今はその真意がより胸にしみる」と告白。マイケル自身が俳優としてのキャリアをスタートした16歳のころから、チャドウィックは自分にとってひそかに手本とする存在だったと振り返っています。

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 続けて「きみが世界に遺した伝説やヒーローはこれからも残り続ける。だけど今になって、きみがどれだけ大きな伝説やヒーローであったのかあらためて理解してしまったことが何より悲しい」とチャドウィックの功績をたたえたマイケル。一方で友人として「きみの誠実さ、きみの寛大さ、きみのユーモア、きみの才能を恋しく思うことだろう。きみと共演できた幸運も」と寂しい気持ちをつづっています。「残りの人生はきみが生きたように、気品と勇気を持って悔やむことなく生きていく」と手向けの言葉を送り「彼がおまえの王かって? そうに決まってんだろ! ブラザー、力とともに眠れ」としめくくりました。

 マイケルがつづったチャドウィックへの追悼文には、マハーシャラ・アリ、ケイト・マーラら多くの俳優仲間が黒いハートなどの絵文字でコメントし共感を示しました。またファンは「美しい追悼文」「王を送るのにふさわしい言葉」と亡き友人に送ったメッセージの美しさを尊びました。

 また「ブラックパンサー」を監督したライアン・クーグラーも8月31日、マーベルの公式サイトを通じて追悼文を発表。「彼の人生は美しく、素晴らしいアートを生み出した」とチャドウィックの一生をたたえました。

 「ブラックパンサー」に登場した亡くなった先祖と生者が触れあうシーンはアフリカ文化に基づいたものであると紹介し、該当のシーンにおけるチャドウィックの演技は素晴らしいものであったと回想。「いまや彼も先祖の1人になってしまった」と述べるとともに「きっとこれからも彼は私たちを見守り続けるだろう。いつの日か私たちと再会するその日まで」と述べています。

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