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震災から9年後の東北が舞台 柴犬が主人公の漫画『柴ばあと豆柴太』の単行本が発売
温かくてじんわりしみてくる物語です。
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震災から9年後の東北を舞台にしたヤマモトヨウコ(@YY0905)さんの漫画『柴ばあと豆柴太 1』の単行本が9月10日に講談社から発売されました。ねとらぼ生物部で2020年6月~8月に連載していた作品です。
ストーリーの中心になっているのは弁当屋を営む「柴ばあ」と自分を人間だと思っている愛犬の「豆柴太」。元気に暮らしているように見える柴ばあは、娘と孫を津波で失っています。
柴ばあと豆柴太は、がれきの中で家族を探している時に出会い、持ちつ持たれつの関係で一緒に暮らしています。店を訪れるのは工事関係者や地元の高校生など。それぞれの立場で懸命に生きる人々を温かな視点で描いています。
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作者のヤマモトヨウコさんは東北に転勤後、「自分の目で見たり聞いたりしたことを伝え届けたい」という思いで取材を続けています。『柴ばあと豆柴太 1』の内容は、ストーリー漫画4話、4ページの短編漫画4本、豆柴太がかわいい4コマ漫画、描き下ろしなど。A5判、128ページで価格は980円(税別)です。
作者のTwitterでも1話を公開中
(C)ヤマモトヨウコ/講談社
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