ダルビッシュ聖子、兄・山本“KID”徳郁さんのオフショット公開　義姉撮影の心安らかな顔に「いい瞬間撮ってる」

　MLB「シカゴ・カブス」のダルビッシュ有選手の妻で、女子レスリング世界選手権金メダリストのダルビッシュ聖子さんが9月10日にブログを更新。2018年9月18日に胃がんで逝去した兄・山本“KID”徳郁さんのオフショットを公開し、撮影者の義姉を称賛しています。

　聖子さんはKIDさんの3回忌を1週間後に控え、“妹”と愛を込めて呼んでいる義姉が贈った写真3枚を投稿。重そうなバーベルを難なく持ち上げる姿、キャップにリュックを背負ってビル内に独りたたずむ姿など、リング上の勇姿と異なる兄を親密なまなざしで捉えた作品のうち、ワンピース姿の娘らしき女の子を優しげに見つめているモノクロ写真を取り上げ、「1番リラックスしたいい顔を、いい瞬間を撮ってるよね」とコメント。同じ格闘家として兄をそばで見てきた立場から高評価しています。

　別の人が撮ったという、義姉を抱きかかえて長い階段を上る写真もお気に入りのようで、「わかった、側に彼女（妹）がいるからいい顔で、いい写真なんだ」（編注：「妹」は義姉のこと）と、KIDさんにとって義姉がかけがえのない存在だったことを指摘。兄を深く愛した義姉の作品を「好き」だと断言しています。

　これまでにもKIDさんをカメラに収めてきた義姉。過去には髪を鋭く逆立てて緑の翼を装着した上半身裸の1枚をプレゼントし、聖子さんから「彼女の愛が深く温かいのです」と、野性的で格好いい兄の写真を撮影できる腕前と愛情の深さをほめられていました。KIDさんも今ごろ妻の写真を見て、ほほえんでいるのでしょうか。