「何で勉強してンだ?」「やンなくていいぞ夏休みの宿題」 見た目は殺し屋で型破り、“人見知り専門家庭教師”の漫画が刺さる(1/2 ページ)
“人見知り専門家庭教師”の坂もっちゃんは大事なことを教えてくれる。
見た目がめちゃくちゃ怖い上に、夏休みの宿題を「やらなくていい」――家庭教師らしからぬ家庭教師の漫画『人見知り専門家庭教師 坂もっちゃん』(作:ぬこー様)が書籍化されました。9月16日発売です(税込1100円)。
人見知りの主人公「しらす」のために、母親が派遣した人見知り専門家庭教師、坂本ガクト(坂もっちゃん)。殺し屋かと思うほどの強面ぶりに、しらすはびびりまくります。
「たまには息抜きしろ」と一緒にゲームをしてくれたり、夏休みの宿題を「勉強する習慣がねーやつのために生まれた悪習」と一刀両断したり、坂もっちゃんの指導は型破り。でも「勉強は何かを成し遂げる為の手段」「勉強は本来楽しくあるべき」「能動的にやる勉強は楽しい」「無理やり将来の夢をひねりださなくてもいい」――何のために勉強するのか、大切なことを教えてくれる坂もっちゃんの指導で、しらすは変わっていきます。
ただ単に勉強を教えるだけでなく、勉強する意味を考えさせてくれて、一緒にゲームもやってくれるし、気が乗らないときは察してくれる……学生時代、こんな先生に教わりたかったと思わずにはいられません。進路調査票に「メシア」と書いて、人助けのために知力を磨こうと勉強した、という坂もっちゃんのエピソードにも笑いつつ納得。見た目はメシアと言うより殺し屋だけど……。
同作はぬこー様さんが2019年にTwitterに投稿し、「我が家にも来てほしい」と大評判(関連記事)。pixivコミックでは同年10月に月例賞大賞を受賞しました。単行本には書き下ろし漫画の坂もっちゃん「小学生編」も収録されています。
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