「アンジュルム」太田遥香が脱退　同期メンバーの伊勢鈴蘭、ショック明かすも「彼女の分を背負ってしっかり」と覚悟つづる

　ハロー!プロジェクトのアイドルグループ「アンジュルム」7期メンバーの太田遥香さんが10月13日、公式サイトを通じてグループでの活動終了を発表。太田さんは2018年10月に育成機関「ハロプロ研修生北海道」から昇格加入しシングル2作に参加するも、2020年2月から「ハロー!プロジェクトのルールに反する事案」を理由に活動を休止していました。同期加入の伊勢鈴蘭さんは同日、ブログを更新し「正直全く想像も付かなかったし悲しかった」と本音をこぼしながらも「彼女の分を背負ってしっかりグループを守っていきます」と決意を新たにしています。

　太田さんは今後についてハロー!プロジェクトに籍をおいたままレッスンを続け、芸能活動再開を目指し「もう一度原点に立ち返って努力していく」と発表。自身が起こした不祥事について「自分の行動の甘さ、プロとしての自覚の欠如、社会人としてのあるべき姿勢などできていなかった」「応援してくださっている皆様を裏切ることになってしまい本当に申し訳ありません」とあらためて謝罪し「必ず皆さんの前に戻ってきます」とファンとの再会を約束しました。

　「今いるメンバーの中で誰よりも一緒に居た」と自負する同期の伊勢さんは、休んでいる間も努力する太田さんと連絡を取り合い反省する姿を間近で見ていたことから活動終了という結果が予想外だったと告白。しかしアイドルを諦めずに努力を誓う太田さんの姿勢に「（この決断は）彼女の未来にとっては悪いものではない」と理解を示し「今は深く探ることも誰かを責めたりすることもせず優しく見守っていて欲しい」とファンへ呼びかけています。

　「ずっと一緒に居て、何かあったら二人で解決して」と太田さんとの思い出つづり、2ショットを公開した伊勢さん。「お互い頑張ろう」と結んだブログへファンは「はちれらは唯一無二の同期であり、同郷の二人だったので」「はちの分も背負って頑張るってすごい覚悟が伝わってきたよ」と伊勢さんの心情を気遣うコメントを数多く投稿しています。「アンジュルムさんに戻らなかったのは残念」「本当にショックでした。胸が苦しいです」と卒業公演もなくグループを去ることになった太田さんを惜しむ声も多く聞かれました。

　ハロー!プロジェクトは8日にもルール違反を理由に「つばきファクトリー」のサブリーダー、小片リサさんの活動休止を発表。ファンからは事務所に対して「監督出来なかった責任もあるのだからこのままうやむやにいつの間にかフェードアウトだけはさせないで」といった要望も聞かれました。