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ジャスティン・ビーバー、新曲でお騒がせセレブ時代を回顧 病んでいた当時の自分を歌い「自分のような人の助けになれば」

「孤独が若くして金や名声を手にした代償だっていうのかな」

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 ジャスティン・ビーバーが10月16日、ベニー・ブランコと組んだ新曲「Lonely」をリリース。ビリー・アイリッシュの兄でプロデューサーのフィニアスが手掛けた同曲はタイトル通り「孤独」について歌った楽曲で、ジャスティン自身の過去や心情を表現したような切ない歌詞がファンの間で「私たちが見ていた光景と、彼が見ていた光景がこんなに違ったなんて」と話題になっています。ジャスティンは、メンタルヘルスをサポートする組織のサイトURL付きでYouTubeにミュージックビデオを公開し、自分のように精神的なもろさを抱える人々の助けになればと呼びかけています。


「Lonely」

 ジャスティンがYouTubeで見いだされレコードデビューしたのは2009年、彼が15歳のとき。少年らしいキュートな容姿も相まって世界中で大ブレイクを果たしましたが、注目度が高まるとともに素行は荒れ警察沙汰や逮捕を経験し、後には薬物依存やさまざまな女性と関係を持ったことを認めています。

 「Lonely」の歌詞は「みんながぼくの過去を知っている。まるでガラス張りの家に住んでいるみたい」「それが若くして金や名声を手にした代償だっていうのかな」「ばかなガキだって自分がしたことを批判される」と、ジャスティン自身の過去をほうふつさせる内容。「誰にも電話なんてできない」「ぼくは全てを手にしていたのに誰もぼくの声に耳を傾けなかった。それって本当に孤独」と信頼できる人間関係を築けなかった当時の苦しさを表現しています。

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ジャスティン役を映画「ルーム ROOM」のジェイコブ・トレンブレイが演じたMV

 レコーディングでは「当時を乗り越えるのがどれだけ大変だったかを思い出してしまうから」という理由で、ジャスティンは「Lonely」の非常に苦労したと告白。ミュージックビデオもジャスティンのデビューツアーを模した内容で、だだっ広い楽屋にたった1人で鏡と向き合うシーンや、バンドもダンサーもいないステージに1人立ち、空っぽの客席に歌う姿でジャスティンが抱えていた精神的な“孤独”を強調しています。


「自分を演じるジェイコブを見て感情的になってしまった」(画像はYouTubeから)

 「Lonely」に衝撃を受けたファンは「私たちが見ていた光景と、彼が見ていた光景がこんなに違ったなんて」と無人の客席に向き合うMVからのカットと、実際のコンサートで大勢の観客に囲まれるジャスティンの写真を並べて投稿。また別のファンはファーストツアーを追ったドキュメンタリー映画「ジャスティン・ビーバー ネヴァー・セイ・ネヴァー」とMVの類似点を指摘し、楽曲がジャスティンの真に迫るものであると痛感し「泣けてくる」とツイートしています。


MVからのワンシーン(画像はYouTubeから)

ジャスティン・ビーバーのコンサート(画像はYouTubeから)

 つらい経験を語ることが「重要だった」とジャスティンが新曲へ込めたメッセージに「身体だけじゃなくて、メンタルもケアしてあげなくちゃいけないと痛感した」「こんなときだからこそジャスティンがメンタルヘルス支援を訴えてくれたことをすばらしいと思う」と感じ入るファンも。「成長過程をそまま世界中にさらされて、誰にも頼れず心を病んでいたのならそれは孤独だよね」「いまのジャスティンが幸せであればと思う」とジャスティンの幸せを願う声も見られました。

デビューツアーのドキュメンタリー映画「ネヴァー・セイ・ネヴァー」

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