アリアナ・グランデ、ラブソングをロボアニメ化してしまう　新解釈も「シリーズ化希望」の声多数（1/2 ページ）

　歌手アリアナ・グランデがプロデュースする新作香水「R.E.M.」のショートアニメCMがYouTubeで公開。同名のラブソングを基にしたはずなのに、香りの力で星と愛犬を救う斜め上の展開に「シリーズ化希望」の声が高まっています。

　この壮大なストーリーのもとになっているのは同名の楽曲。「ねぇ、昨日夢であなたにあったの」「あなたはまさに“夢”みたいな存在」と意中のお相手に甘い言葉をささやくような大人のラブソングでしたが、今回のお相手は巨大ロボットに設定。本作ではペットのトゥールーズがさらわれたことで戦士として覚醒。荒廃した星を舞台にブタのピギーと一緒に大立ち回りを繰り広げています。

　本作でアリアナの声を当てているのはアリアナ本人。加えてトゥールーズとピギーも、それぞれ自分で声優を担当したとアリアナがInstagramの投稿で明かしています。「R.E.M.」は幻の銀水晶か四魂の玉的なアイテムという扱いで、ペットたちと力を合わせて全てのかけらをそろえたことでそのパワーがさく裂。ロボ軍団はいい香りに包まれすっかり改心し、初めて愛を知ったかのように「この気持ちは何……？」とお互いを抱きしめあいます。エンディングでアリアナはペットたち相手に「あなたたちはまさに“夢”みたいな存在」と口ずさみながら星を去るのでした。めでたし、めでたし。

　動物好きとして知られるアリアナは、10匹の犬と1匹のミニブタを所有。Instagramにはしばしば彼らの写真が投稿され、ツアーにも一緒に連れていくほどの溺愛ぶりでよく知られています。無類の愛犬家という背景もあり、斜め上からの解釈に「時代は男が女を救うストーリーより、女が犬を救うストーリーだよね」と共感するファンたち。また2014年のシングル「ブレイク・フリー」ミュージックビデオでは、同じく宇宙空間でエイリアンやロボットを相手に大立ち回りを演じていたことを思い出し「宇宙の女王になってしまった」と成長に感じ入るコメントも。別のファンは「アベンジャーズが新メンバーを見つけたようだ」と新ヒーローの誕生を歓迎しています。

　過去にはソーシャルゲーム「ファイナルファンタジー・ブレイブエクスヴィアス」とのコラボで、自身のキャラが登場したことを「泣いちゃいそう」と喜んでいたアリアナ。気合の入ったアニメーションをファンも喜んでおり「テレビシリーズにならないかなぁ」と今後に期待を寄せる声も聞かれています。