クリスマスプレゼントでもやっぱり「鬼滅の刃」が人気! トイザらスが「クリスマスに関する調査」を公開
意外な健闘を見せているキャラクターも。
日本トイザらスが、3~8歳の子どもを持つ親1200名を対象に「子供達のクリスマスに関する調査」を実施しました。調査結果からは、今年人気のあるプレゼントのカテゴリーやキャラクターのほか、コロナ禍の影響が見られるクリスマスの過ごし方など、2020年のクリスマスの様子が見えてきます。
子どもたちに人気なのはどんなおもちゃ?
まず人気のあるおもちゃのカテゴリーとしては総合順位では「キャラクタートイ」が22.8%と堂々1位に。2位は16.0%の「人形・ぬいぐるみ・フィギュア」、3位は15.6%の「電車・乗り物」、4位は15.1%の「テレビゲーム・ゲームソフト」と、キャラクタートイ以外はほぼ同率でした。ぶっちぎりでキャラクタートイが人気です。
3~5歳の男の子の人気1位は「電車・乗り物」なのに対して、6~8歳の男の子では1位が「テレビゲーム・ゲームソフト」に変化。小学生になると、電車や乗り物よりもゲームに夢中になるという傾向には納得です。
女の子では3~5歳の人気1位が「キャラクタートイ」なのに対し、6~8歳では「人形・ぬいぐるみ・フィギュア」に変化しています。しかし、人形とぬいぐるみとフィギュアとが1カテゴリーにまとめられているものの、この3つはほとんど別種のおもちゃでは……? 女の子のプレゼントは、年齢が上がるにつれて微妙にカテゴリー分けしにくいアイテムに変化していくことが伺えます。
人気キャラクターは「鬼滅の刃」
キャラクター別の人気ランキングでは、細かく支持が分かれる中で「鬼滅の刃」が17.1%で総合1位を獲得。2位に「アナと雪の女王」(10.0%)、3位に「すみっコぐらし」(10.0%)、4位に「ディズニープリンセス」(9.5%)、5位に「プリキュアシリーズ」(7.5%)と続きます。
1位は映画も好調な「鬼滅の刃」。主人公の竈門炭治郎が使う武器を模したおもちゃ「DX 日輪刀」も話題になっています。
男女あわせた総合ランキングにも関わらず、女の子に人気があるキャラクターばかりですが、女の子向けキャラクターは男子向けよりも人気が集中し、票がまとまりやすい傾向があるのかもしれません。
男女別で見ると3~5歳の男の子では「仮面ライダーシリーズ」、「スーパー戦隊シリーズ」、「鬼滅の刃」が上位トップ3を獲得。これが6~8歳になると「鬼滅の刃」、「ポケットモンスター」、「スーパーマリオ」の順番になります。6歳以上の男子の人気カテゴリーは1位がゲームでしたが、それと綺麗に呼応した人気キャラクターランキングに思えます。
対して3~5歳の女の子では「ディズニープリンセス」、「アナと雪の女王」、「プリキュアシリーズ」がトップ3。それが6~8歳になると「鬼滅の刃」、「すみっコぐらし」、「アナと雪の女王」。の順番に変化します。今年を代表する作品となった鬼滅の刃の人気はわかるのですが、意外な粘り強さを見せているのがアナ雪。シリーズ2作目の映画が公開されたのはすでに去年なのですが、大健闘しています。
年末年始は「おうち」で過ごす
2020年のクリスマスの過ごし方を聞いた質問では、外食ではなく自宅でディナーを食べる、自宅を飾り付ける、自宅でパーティをするといったおうちでクリスマスを過ごす回答が上位を独占しました。
今年は、年末年始に実家に帰省する予定がない家庭が61.9%を占めるなど、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響を考え、なるべく家から出ない方向で年末年始を過ごす家庭が多いことが伺えます。そのため、お年玉代わりに祖父母からのクリスマスプレゼントを歓迎するという声も聞かれました。
2020年のクリスマスは、「鬼滅の刃」と「おうちクリスマス」がキーワードになりそうですね。
関連記事
親から子へのクリスマスプレゼント、一番人気は「ぬいぐるみや人形」平均予算は約8700円 バンダイが調査
家族みんなで楽しめそうだからと、テレビゲーム関連の回答も伸びているとのことです。クリスマス料理は食べたいけど椅子から1秒も離れたくないガチゲーマー向け缶詰 「クリスマスティンナー」にベジタリアン&ヴィーガン向けが登場
クリスマス料理を楽しみながらゲームに集中できる……!クリスマスイブの22時ごろは心筋梗塞が起きやすい!? 英医学誌のクリスマス論文特集が興味深い
ほかにも、「クリスマス休暇中の体重増加を防ぐには?」「生物医学文献で絵文字を使用すべきか?」など、ユニークな切り口の論文が多数掲載されています。SNSのフォロワーが多いとどんないいことがあるの? キラキラな投稿をアシストする「仕組み」を漫画で解説します
数字ってすごい。おごりたいお坊ちゃまvs絶対におごってくる彼女 譲れない戦いを描いた漫画の結末が予想外にいい話
愛の形は人それぞれ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.