池江璃花子、退院から“ちょうど一年記念日” 「ここまで来れた自分と、支えてくれる周りの方たちに感謝」
退院してからの1年を振り返った池江選手。
競泳女子の池江璃花子さんが12月5日にTwitterを更新。白血病の治療のため2019年12月5日まで入院しており、退院してからちょうど1年が経過したことを報告しています。
白血病が判明し入院生活がスタートしたのは2019年2月8日のこと。退院を発表した際には、2024年に開催予定のパリ五輪でのメダル獲得を目標にしていくとの考えを表明していました。
その後、2020年3月には医師からの許可が出てプールに入ることができたと報告。8月には復帰戦となる「東京都特別水泳大会 シニアの部」の女子50m自由形で日本学生選手権の参加標準記録を超えるタイムを記録し1位を獲得。10月には東京五輪の競技会場となる東京アクアティクスセンターの完成披露式典に参加し、デモンストレーションのメドレーリレーではアンカーで自由形を披露しました。
退院してからというもの、休養中の時間を取り返すかのように精力的に活動している池江さん。退院からちょうど1年が経過した12月5日には、ともに練習に励んでいる仲間からの退院1周年を祝うメッセージ動画を公開。「正直退院してからもものすごく辛かったです」と退院当初の心境を明かし、「ここまで来れた自分と、支えてくれる周りの方たちに感謝しかないです」と心からの感謝の気持ちを伝えています。
また、Instagramストーリーズでは退院直前に撮影されたと思われる「退院おめでとう」と書かれたケーキを持ったソロショットを投稿し、「退院からちょうど一年記念日」とうれしそうにつづっていました。
池江さんの報告に、ファンからは「貴方が今、元気に水の中を泳ぐ姿を見るだけで胸が熱くなります。人間の力って凄いな、素晴らしいなと改めて感じました」「辛くてもほんとがんばったね」と闘病や退院後の頑張りをたたえる声や「水泳に、また人生に前向きに感謝を忘れない池江さんの姿は励ましになります。此方こそ感謝です」感謝を伝える声とともに、「ご自身を一番大切にして希望の光を照らし続けてください」というエールも寄せられています。
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