緊張の瞬間を監視カメラが捉えた　真夜中のハイウェイに飛行機が緊急着陸、走行中のクルマの目の前に滑り込む

　真夜中の高速道路を走っていたら、空から飛行機が降りてきた……!?　緊張感が漂う珍しい瞬間を捉えた監視カメラの映像が海外で話題になっています。

　話題になっているのは、アメリカ・ミネソタ州にある高速道路に設置されている監視カメラの映像です。周囲が真っ暗な闇に覆われている深夜、ヘッドライトを灯したクルマが行き交う中で起きた珍事を捉えています。

　映像を見てみると、クルマが走っている高速道路に黒い影が迫ってきます。影の正体は小型の飛行機。備え付けられた街灯に照らされて、その姿が浮かび上がりました。

　突然現れた飛行機はトラブルを抱えており、緊急着陸できる場所を探していたそうです。比較的交通量が少なく、安定して着陸できるポイントということで、この高速道路に狙いを定めて降りてきたそうです。

　しかし、降りてきたタイミングが悪く、着陸ポイントには走行中のクルマが……！　空から現れた飛行機に気がつくと、後方に位置した2台のクルマはすぐに反応を見せて、降りてきた飛行機とぶつからないようにブレーキをかけて距離を取りました。飛行機も無事に着陸することに成功しました。

　ただ、前方には1台のクルマが走っており、飛行機の制動が間に合わず、右翼と車体が接触してしまったそうです。下手すれば死人が出ていたかもしれない緊迫した状況でしたが、幸いなことに大事には至らず、この事件で負傷者は出ていません。