「進撃の巨人」最終シーズン、意味深オープニングの解釈巡って議論 「一切の妥協を許さない製作陣の熱意が伝わってくる」
「おまえこそが真の敵だ」という歌詞はいったい。
人気アニメ「進撃の巨人」の最終シーズンが12月6日、ついに放送をスタート。神聖かまってちゃんが手掛けたオープニングテーマ曲「僕の戦争」が7日にYouTubeで公開されると再生数が1日で100万回突破し、意味深な映像の解釈を巡り海外ファンを巻き込んで話題となっています。
圧倒的な力を持つ“巨人”と人類の戦いを描いてきた「進撃の巨人」。2013年のアニメ放送開始から7年を経て、ようやく壁の外の真実と巨人の正体が明かされ、物語はクライマックスを迎えようとしています。
本編の展開ももちろん気になるところですが、ファンの間ではこれまでとはかなり趣向が異なるオープニング映像も話題に。エレンやミカサ、リヴァイら主要キャラは一切登場しておらず、パステルカラー調やモノトーンで描かれるのは戦争、そして爆発に次ぐ爆発。これまで物語にはほとんど登場しなかった銃や飛行船などが描かれ、物語の核心に迫る新たな展開をうかがわせています。
ファンはまず「オープニングからエレンたちが誰一人出てなくてびっくりした」「キャラが全然出てこない抽象画の様なオープニング」とこれまでの“進撃らしさ”を感じさせない点に注目。勇ましい曲調に「軍歌って感じ」と物語の起点が描かれていると感じるファンがいる一方で「これまでのオープニングを全部否定するような内容」と書き込む海外のファンも見られました。
また戦争が色鮮やかに描かれる一方、人類を含めて生き物がモノクロで描かれていることへの言及も。「戦争が命よりも重要とされていることを表しているのかな」という解釈や「気持ち悪さが神掛かってる」とぞくぞくする違和感を喜ぶコメントが投稿されました。
そして英語で歌われた「暗闇から新しい生を始めよう、ついに光が終わりを示すそのときまで」「おまえこそが真の敵だ」という歌詞や、繰り返される「モンスター」というフレーズについて「どういうことなの」とざわつくコメントも。原作読者は「一切の妥協を許さない製作陣の熱意が伝わってくる」と、特に詳しいネタバレを含む解釈が論じられています。
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