DHC会長が自社サイトにヘイトメッセージ掲載で批判 「ドン引き」「おぞましいほど直球の差別」
ハッシュタグ「#差別企業DHCの商品は買いません」もトレンドに。
※以下、記事内にヘイトメッセージの文章が含まれます
健康食品メーカー、DHCの会長兼CEOが自社サイトに掲載した「ヤケクソくじについて」という文章に対し「ドン引き」「おぞましいほど直球の差別」など批判の声が高まっています。Twitterでは一時、ハッシュタグ「#差別企業DHCの商品は買いません」がトレンドに入りました。
「ヤケクソくじ」とは、同社がYouTube番組「虎ノ門ニュース」の中で行っている、毎月335人に現金1万円が当たるプレゼント企画のこと。問題となっている文章は、この企画の意図や「やけくそ」という言葉を選んだ由来について、同社の吉田嘉明会長兼CEOが説明するというものでした。
しかし、文章内では“やけくそ”な理由について、同社がサプリ売上金額でサントリーに負けているとして、サントリーや消費者への批判を展開。しかし、中には「サントリーのCMに起用されているタレントはどういうわけかほぼ全員がコリアン系の日本人です。そのためネットではチョントリーと揶揄されているようです」「DHCは起用タレントをはじめ、すべてが純粋な日本企業です」など、在日コリアンに対するヘイトともとれる表現もみられ、ネットでは「最後の段落が120%アウトでぶっ飛んでしまった。シンプルにダメでしょ」「サントリー憎しでとんでもないことを会長名義で言っている」など驚く声が多くみられました。他にも、一部の消費者について「はっきり言ってバカですから」と誹謗(ひぼう)するくだりも。
文章は2020年11月付けで掲載されたもので、現在も削除されず閲覧可能な状態。同社を巡っては以前にも、グループ傘下の「DHCテレビジョン」が制作する番組「ニュース女子」での差別発言が問題になり、BPOが人権侵害と判断したこともありました。
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政治的意見の主張ではなく、あくまで誤用を正すための表明です。
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