「テニスの王子様」シリーズ最新作は3DCGアニメーション映画　描かれるのは原作にない“誰も知らない空白の3カ月”のエピソード

　「テニスの王子様」シリーズの最新作が、3DCGアニメーション「リョーマ！ The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様」として2021年9月3日に劇場公開されることが、「ジャンプフェスタ2021 ONLINE」のジャンプスーパーステージで発表されました。同作は、1999年から2008年まで連載された『テニスの王子様』と、『ジャンプSQ.』（集英社）で連載中の『新テニスの王子様』の間の期間にあたる原作にない“誰も知らない空白の3カ月”の物語で、完全オリジナルストーリーとのことです。

　「テニスの王子様」シリーズは、累計発行部数6000万部を突破している許斐剛さんの人気コミックス。公開が決定した劇場版のオリジナルストーリーも許斐さんが手掛けており、製作総指揮も許斐さん本人が務めている意欲作です。監督にはアニメ「HUNTER×HUNTER」（2011年公開）などで知られる神志那弘志さんの名前があがっており、人気ゲームの劇場版「KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV」（2016年）や「ランゴ」（2011年）の他、最先端のCG技術を駆使して多くのCG作品を生み出してきたThe Monk Studiosが制作を担当します。

　ジャンプフェスタでは、「超先行特報映像」として主人公の越前リョーマが滑らかな動きで華麗にラケットをさばく姿などが公開。また、日本とは思えないような風景やギャングと思わしき男の姿も。最後にはおなじみのキャラクターたちが登場し、リョーマを待ち受ける強敵に期待が高まる映像となっています。

　新生劇場版の発表に際し、リョーマ役の声優である皆川純子さんからは「懐かしさと新しさの融合。こんな『テニプリ』見たことない！　そんな新生劇場版、ぜひその目で確かめてください」と公開日が待ち遠しくなるコメントが。許斐さんからも「映画業界の常識に囚われず、タブーと言われる事や様々な困難を乗り越え、いくつもの新しい挑戦を詰め込んでいます！」「長くテニプリを愛してくれてるファンにはたまらない衝撃が目白押しです」と、ファンが喜びもだえそうなコメントが寄せられていました。