お年玉にも税金がかかるって知ってた? いくらまでならセーフなのか、限度額ギリギリをおねだりする女子高生の漫画
良い子はマネしちゃだめ。
お金にまつわる年始の行事といえば「お年玉」。何歳になっても貰えるものなら貰いたい分厚いポチ袋ですが、あまりに高額だと税金が課税されるって知っていましたか? 「お年玉と税金」についてギャルちゃんとJKちゃんが漫画で解説します。
「せんせーお年玉ちょうだい」とおねだりするJKちゃん。いつの間にかお年玉をあげる年齢になっていたことに冷や汗ダラダラなギャルちゃんはスルーして、「110万円」と具体的な金額を提示します。
これは「贈与税」がかからないぎりぎりの金額。実は身内からもらうお年玉も課税の対象になるのです。贈与税は“1年間にもらった財産の合計額から基礎控除額(110万円)を差し引いた残りの額”に対してかかるので、JKちゃんは自分の財布に満額収まるちょうどの金額を提示したわけですね。欲張りってレベルじゃない!
JKちゃんが言う「条件をクリアすれば1610万円まで非課税でもらえる制度」とは「直系尊属から教育資金の一括贈与を受けた場合の非課税」のこと。こちらを利用すれば追加で1500万円が控除されるのですが、もらったお金の用途が“教育資金”と認められなければならないので、服やゲームを買うのはNGです。
以上、お年玉で学ぶ税金のお話でした。ちなみに贈与税がかからないのは「もらった合計額」が「1年間」で「110万円以下」の場合なので注意。1月にいきなり110万円のお年玉をもらったら、その後のお小遣いや臨時収入で控除額を超えてしまいますから、実際におねだりする額は80万円くらいがベストなんじゃないでしょうか。
……なんて欲張りなことは考えず、お年玉をくれた人の思いやりに感謝しましょうね。
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