先輩の言うことは絶対! モー娘。黄金期から今まで伝わるルールを矢口反省「いま考えると超怖い」「なんかごめん」(1/2 ページ)
アイドルも楽じゃない。
モーニング娘。の現役メンバーとOGメンバーが1月14日、「矢口真里の火曜The NIGHT」(ABEMA)に出演し代々伝わる厳しいルールについて討論。2期メンバーの保田圭さん、矢口さん、6期メンバーの藤本美貴さん、そして現役メンバーから13期の横山玲奈さんと15期の北川莉央さんが、何はなくとも先輩が優先されるルールについて語っています。
1997年のグループ誕生時から卒業と新メンバー加入を繰り返し、今日まで紡がれてきたモーニング娘。の歴史の背景には、厳しいルールがありました。2期の保田さんがまずあげたのは「髪形のかぶり禁止」というルール。「メンバーそれぞれの名前を覚えてもらいたい」「遠目から見ても誰か分かるように」という目的で作られた決まりですが「現場入りするのは後輩から」というルールがあり、ヘアメイクの順は後輩が先となるためややこしいことに……。
たとえヘアが完成していたとしても、あとからやってくる先輩のチョイスが優先されるため、かぶってしまえば即やり直し。藤本さんの「理不尽だよね」という言葉に、矢口さんも「いま考えると超怖い」と同調し、辻希美さんとのリボンかぶりを恐れるばかりにリボンのサイズがどんどん大きくなっていったという苦労話を明かしました。今でもこのルールは残っていて、現役の2人はまだ中堅以下という立ち位置だけに「正直しんどい」と苦笑いで応えています。
先輩が優先されるのはステージ上だけでなく、藤本さんによれば「お弁当を選ぶのは先輩から」という決まりがあるそう。髪形についてはこだわりが薄いのか、ひとごとのように語っていた藤本さんですが、食べ盛りの10代にとって、先輩が選ぶまで弁当に手を付けられないというルールはきつかったと熱弁。内心「早く取れよ、おなか空いているんだよ」「弁当を取ってから携帯を見ろ!」とイライラしつつ、直接声をかけるには気が引けさりげなく促すだけで精いっぱいだったと悔しそうに語りました。
なお、このルールも現在まで残っていて、横山さんも「おなか減っているときに限って先輩がなかなか弁当を取ってくれない」とフラストレーションを暴露。2期メンバーとしてグループ初期を支えた矢口さんと保田さんは「なんかごめんね」「私たちが悪い」「今のメンバーたちに苦労を掛けている」と反省し、かくなる上は後輩を集めて「お弁当は自由!」と言い渡すことを約束しました。弁当革命だ!
ファンは「弁当と髪型のくだり、じつに感慨深い」「まじで理不尽」と理解を示す一方で「髪型変えてくれるのはけっこうありがたいわ」と観客視点の意見もコメント。一方で「お弁当は育ち盛りの後輩から選んで欲しいと思っちゃう」とつい親目線でつぶやくファンも見られました。
また「遅刻は絶対厳禁」「1分でも遅れれば1人ずつ目を見て謝る」など本人たちも「外に出たとき、ちゃんとしていると思える」と納得できるルールもあり「そういう所がキッチリしてる娘が好き」「ハロプロは厳しいけど、やっぱ青春な感じ」と評価する声も投稿されています。
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2002年くらいの空気感。
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