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松阪駅「松阪名物黒毛和牛 うま~いどん丼」(1500円)~名松線に重ねる「あきらめない」気持ち!

毎日1品、全国各地の名物駅弁を紹介! きょうは松阪駅「松阪名物黒毛和牛 うま~いどん丼」(1500円)です。

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松阪駅「松阪名物黒毛和牛 うま~いどん丼」(1500円)

【ライター望月の駅弁膝栗毛】(初出:2020年4月14日)


キハ11形気動車・普通列車、名松線・伊勢奥津駅(2017年撮影)

紀勢本線・松阪駅と伊勢奥津駅を結ぶ「名松線(めいしょうせん)」。

沿線の市長さんが、自ら「奇跡の名松線」と記すほど、ドラマのある路線です。

国鉄の「赤字83線」「特定地方交通線」となりながら廃止を免れ、平成21(2009)年の台風被害では不通区間のバス転換を打診されるも、地元の熱意で復活を果たしました。

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現在は、JR東海エリアではココだけとなったキハ11形気動車が活躍しています。(参考)広報つ!(2016年8月1日号)ほか


松阪名物黒毛和牛 うま~いどん丼

名松線の始発駅・松阪の駅弁を手掛ける「新竹商店」。

長距離の移動はもちろん、外出も厳しいご時世にあっても、駅弁の「通信販売」に対応しているので、自宅から外出しなくても、「駅弁」をいただくことができます。

今回は、「松阪名物黒毛和牛 うま~いどん丼」(1500円)も一緒に注文してみました。

平成13(2001)年10月から販売されている焼肉&そぼろ丼の駅弁です。

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松阪名物黒毛和牛 うま~いどん丼

「松阪名物黒毛和牛 うま~いどん丼」は、紐を引き抜いて蒸気で温める「加熱式駅弁」。

いつでもどこでも、ホカホカの駅弁をいただくことができるのが嬉しいですね。

なお、通信販売のクール便ですと、加熱式駅弁もかなり“冷え冷え”の状態で届きます。

冷えたまま紐を引き抜くと、発熱材の熱量が不足してしまう場合がありますので、できれば、『常温に戻して加熱』するのがお薦めです。


松阪名物黒毛和牛 うま~いどん丼

【おしながき】

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  • ご飯(三重県産コシヒカリ)
  • 国産黒毛和牛焼肉
  • 牛肉そぼろ煮
  • 錦糸玉子
  • 紅生姜
  • かまぼこ
  • ごぼう
  • しいたけ煮
  • うぐいす豆
  • さくら大根漬

松阪名物黒毛和牛 うま~いどん丼

新竹商店自信の国産黒毛和牛を使った焼肉丼と、自慢の牛肉そぼろ煮を使ったそぼろ丼がダブルで楽しめる「うま~いどん丼」。

“ドンドンお召し上がりください!”の意味を込めたネーミングだといいます。

蒸気で温まるまで、食べたい気持ちをグッと我慢してからふたを開けると、白い湯気と共に、彩りのある弁当が現れて、その名の通り、箸が“どんどん”進む駅弁です。


キハ11形気動車・普通列車、名松線・家城駅(2017年撮影)

平成28(2016)年の名松線全線運転再開に当たっては、地元の皆さんの熱意が大きかったと伝えられています。

JR・自治体を大きく動かしたこの復活を「あきらめない」気持ちには、苦しい状況に置かれた、いまの私たちも気持ちが重なる点が多いと思います。

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再び移動が自由になる時期が来たら、改めて足を運びたい名松線です。

連載情報

ライター望月の駅弁膝栗毛

「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!

著者:望月崇史

昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。

駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/

※新型コロナウイルス感染症、Go To事業、運行状況に関する最新情報は、厚生労働省、内閣官房、首相官邸、国土交通省・観光庁のWebサイトなど公的機関で発表されている情報、鉄道事業者各社の情報も併せてご確認ください

松阪駅「元祖特撰牛肉弁当(鳥羽のキハ5828)」

松阪駅「松阪名物黒毛和牛 モー太郎弁当」

和歌山駅「熊野牛の巻寿し」

和歌山駅「めはり寿司」

和歌山駅「さば寿司」

和歌山駅「熊野牛弁当」

沼津駅「静岡風便り 春めぐり」

伊東駅「五目ちらし寿し」

熱海駅「静岡いいところ弁当」

和歌山駅「小鯛雀寿し(6個入り)」


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