きのこ帝国「クロノスタシス」、活動休止中にも関わらず再ヒット　映画「花束みたいな恋をした」登場で話題に（1/2 ページ）

　活動休止中の4人組ロックバンド「きのこ帝国」の楽曲「クロノスタシス」が、リリースから6年以上が経過した今再び注目を集めています。現在上映中の映画「花束みたいな恋をした」に登場したことで話題となり、YouTubeで公開中のミュージックビデオ（MV）には多くの新規視聴者が流入しているようです。

　俳優の菅田将暉さん、女優の有村架純さんがW主演を務め、2人の男女・山音麦（菅田さん）と八谷絹（有村さん）の“5年間の愛”をリアルに描いた同作。劇中には現実世界と同じ“固有名詞”が多く登場し、その1つとしてきのこ帝国が2014年にリリースしたアルバム「フェイクワールドワンダーランド」に収録されている「クロノスタシス」が出てくるシーンも存在します。

　2014年10月に公開された同曲のMVは映画公開以降に再生回数がグングン伸びており、新規コメントも200件以上寄せられている状態に。思いもよらぬ展開にファンからは、「『花束みたいな恋をした』から来た皆さんへ。ありがとう」「活動休止した後に人気が高まるきのこ帝国、、、かっこいい」など喜びの声があがっています。

　映画をきっかけにきのこ帝国を知った人も多いようですが、同バンドは2019年5月から無期限の活動休止中。新規視聴者からは、「6年前にこのエモエモ曲が出来てたとは」「なんでもっと早く聞かなかったんだろう 曲も歌声も素敵すぎます」「もっと早く知りたかった。。」など活動休止を残念がるコメントも書き込まれていました。