夢みるアドレセンス、12月加入の新メンバーがお披露目直前で脱退　「学業との両立が自分が思っていたよりも難しい」（1/2 ページ）

　アイドルグループ「夢みるアドレセンス」（夢アド）が2月18日、2020年12月に加入した新メンバー、立花彩夏さんの脱退を公式サイトで発表。27日に開催するお披露目ライブ直前の発表に「伝説のメンバーになってしまった」とファンも動揺しています。

　加入前は秋田のローカルアイドル「pramo」のメンバーだった立花さん（オーディション当時は永田彩夏）は、2020年開催のオーディション「なれんの!?夢アド!?2020」で他3人のメンバーとともに合格。オーディションの過程はライブ配信アプリケーション「ミクチャ」で公開され、候補生の段階からファンベースを築いてきました。

　脱退理由について立花さんは、配信やレッスンを重ねていく中で学業との両立が困難と感じたためと説明。メンバーやスタッフ、またオーディションから応援してきたファンへ向け「本当に申し訳ございません」と謝罪しています。Twitterにも「新メンバーに選んで頂いた事今まで応援して下さった皆さんの事は一生忘れません」と投稿。立花さんは脱退前、12日に予定されていたファンとの交流イベントを体調不良を理由に欠席していました。

　事務所サイドは立花さんを慰留したことを認めつつ、本人の意向を尊重して脱退の結論に至ったと発表。立花さんは芸能活動そのものを引退するとしています。

　本格デビュー直前の電撃発表に、ファンは動揺を隠せない様子で「お披露目前に脱退か」「嘘やん・・・」とツイート。「寂しくなるけど彩夏ちゃん自身がしっかり考えた上での結論ですから、その考えを尊重します」といった応援コメントの一方で「何故オーディション受けた？　って突っ込みたくなる」「課金して応援してた人はやっと会えると思ってただろうに」と複雑な心境も投稿されています。

　「夢みるアドレセンス」は2012年にティーンファッション誌『ピチレモン』のモデルを中心に結成。2019年11月に当時の在籍メンバー6人のうち4人が卒業し、総合プロデューサーの伊藤公法さんがグループを離れると突然アナウンスして物議を醸しました。

　2020年12月以降はそれまで在籍していたメンバー4人に加え、立花さんを含む新メンバー4人を加えた8人体制で活動。立花さんの脱退を経て27日の新メンバーお披露目ライブ以降は、7人体制で活動を続けていくとしています。