ゲームのデータが消えて号泣する娘に何と声をかける? 「6歳児初めての絶望」描いた育児漫画にもらい泣きしそう
ファミコン、スーファミ世代は娘さんに共感してしまう……。
ゲームのセーブデータにまつわる育児漫画「6年間生きてきて初めて絶望した日」が、娘に起こった悲劇をかわいらしく描いています。みんなこうやってデータの大切さを覚えていく……。
投稿主の「ますまゆ(Instagram)」さんは2児の母。ある日長女の子まゆさんが、お気に入りのNintendo Switch用ゲーム「おうちでリラックマ リラックマがおうちにやってきた」で遊びながら、「セーブデータの初期化」って何? と聞いてきました。それ絶対押したらアカンやつ!
しかし時既に遅し。母が教える前に、子まゆさんはデータを初期化してしまっていたのでした。今どきのゲームはデータが消えにくくなっていますが、ユーザー自ら消してしまうケースばかりは……。
「おうちでリラックマ」は、リラックマやキイロイトリたちとふれあうコミュニケーションゲーム。セーブデータは仲間たちとの思い出の塊でもあります。普段はめったに泣かないという子まゆさんも、初めて声を押し殺してハラハラと泣き出してしまいました。大事なものを自分の手で消してしまったのがまたつらすぎる。
慰められて一度は泣き止んだものの、子まゆさんの悲しみは深く、消化しきれなかった様子。夜になると母親の寝床にやって来て、「心が……ぽっきり折れて……戻らないの……」と、また泣き出してしまいました。
セーブデータを失った経験がないますまゆさんは、娘に何と声をかければいいか分かりません。それでも「あかあ(おかあさん)が死んじゃったとかどうしようもなく悲しいことじゃなく、ゲームは取り戻せることだから」と、精いっぱいの言葉をかけます。
「下には下があるから」ではダメなのでは? 「つらいね」とか「悲しいね」とか、もっと娘に寄り添うべきだったのでは? ――娘の初めての絶望に悩むますまゆさん。ところが、目覚めた子まゆさんの調子はというと……?
「あかあの昨日の言葉、感動した。もう落ち込むのやめた」と、すっかり立ち直っていたのでした。強い子で良かった……。
必死に慰めたますまゆさんも、しっかり受け止めた子まゆさんも偉いと、温かいコメントに迎えられたこの漫画。「ドラクエのデータが消えたときの絶望感、分かる……」などと共感を呼んでいます。
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