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川崎麻世、“機能性発声障害”を初告白 20年前の訴訟で発症も「役者として欠陥商品だと思われたくなかった」(1/2 ページ)

きっかけは20年前の訴訟。

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 タレントの川崎麻世(崎はたつさき)さんが3月4日、機能性発声障害と診断され治療中であることをブログで公表しました。20年前から体に異変が起きていたそうですが、「役者として欠陥商品だと思われたくなかった」と長年秘していた理由をつづっています。


川崎さん(画像は川崎麻世Instagramから)

 「20年前から悩んでいる病 診断は『機能性発声障害』」と心因性の機能性発声障害を患っていることを公表した川崎さん。生活の中でストレスがかかると「息苦しくなり声がかすれたり途切れたり目眩がする」といった症状が出る状態が20年前から続いているそうで、現在は通院しながらリハビリとカウンセリングを受けていると明かしました。

 初めて体に異変が起きたのは20年前、川崎さんが虚偽の報道を行った新聞社と芸能レポーターに対して訴訟を起こしたときにまでさかのぼるとのこと。「裁判所で芸能リポーターのある惚けたつまらぬ一言で私はショックを受け、突如声が出なくなり ひたいから脂汗がたらたらと流れ出し」と精神的に大きなダメージを負ったという当時の出来事を振り返っており、「以来どうにもならないストレスで運転中に手足から全身が痺れ、車を停めて救急車で運ばれ 診断は過呼吸による過換気症候群だと診断されました」と過去には機能性発声障害とは違う診断を受けたといいます。

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通院してリハビリを受けている川崎さん(画像は川崎麻世オフィシャルブログから)

 また11年前には、ストレスからくる耳管開放症と診断されたことも明かした川崎さん。20年前の精神的ダメージを発端とした一連の病をこの日まで公表しなかったのは、「役者として欠陥商品だと思われたくなかったから」と芸能活動を続けるためだったそうですが、3月2日に演歌歌手の伍代夏子さんが喉のジストニア(痙攣性発声障害)を公表したことをきっかけに、「痙攣性発声障害と機能性発声障害とは異なるものではありますが、伍代夏子さんから勇気を頂きました」と自身も公表を決意したことを明かしています。

 現在通っている病院の医師からは、「もしかしたら年単位の通院になりますが 必ず治りますと言って頂けて」と前向きな言葉をもらえたそうで、「20年間の悩みに希望の光が見えて来ました」と喜びをつづった川崎さん。最後には、「ただ楽な呼吸で無意識のうちに普通の会話ができる日を目指します!」と20年ぶりに“当たり前の日常”を取り戻そうと意欲的な言葉も残しています。

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