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衝突の激しさを物語る損傷車両 JR東日本、常磐線で発生した列車とクルマの衝突炎上事故の現場写真を公開(1/2 ページ)
事故の衝撃で脱線、火災も。
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JR東日本は2021年3月26日、同日0時ごろに起きた列車とクルマの衝突炎上事故の現場写真を公式Twitterで公開しました。
事故が起きたのはJR常磐線・土浦〜羽鳥駅間の線路内。0時ごろに走行していた品川発勝田行きの普通列車が、線路に侵入してきたクルマと衝突しました。
衝突の衝撃で先頭車両は脱線してしまい、侵入してきたクルマは炎上。通報を受けて駆けつけた消防隊によって火は消し止められました。
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JR東日本・常磐線の公式Twitterが公開した写真は、事故から数時間が経過して事故現場の検分時に撮影されたものと見られます。炎によって焼けた先頭車両の様子から、炎の勢いはかなりのものだったことが伺えます。
もう1枚の写真は列車の下に潜り込んでいたクルマを撤去する際に撮影されたと見られ、かろうじてクルマとわかる程度に形は残っていますが、外観から車種を特定するのが難しいほどに激しく損傷しており、事故時の衝撃の強さが伝わってきます。
一部報道では事故を起こしたクルマは警察車両によって追跡を受けていたそうですが、運転してた人物は行方知れずとなっています。
JR常磐線は現在、取手〜土浦駅間・羽鳥〜水戸駅の間で大幅に運転本数を減らして運転。事故現場となった土浦〜羽鳥駅の区間は運転を見合わせており、同日中の運転再開を目指して作業が進められていますが、運転再開は18時以降になる見込みです。
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