女優と呼ばないで 秋元才加、肩書へのジェンダーバイアスに疑問「フラットに考えたい」(1/2 ページ)
俳優という言葉に性別を特定する役割はありません。
元AKB48の秋元才加さんが4月6日、今後自身の肩書は「女優」ではなく「俳優」表記を用いてほしいとTwitterで要請。女性性にとらわれず「フラットに考えたい」との考えを明らかにしました。
秋元さんはオンラインメディア「grape」に掲載された自身のインタビュー記事を拡散するツイートに、引用RTで「私の肩書き表記を俳優表記にして頂けますと幸いです」と依頼。続くツイートで事務所を通じ、現在は各所へ俳優表記への切り替えを求めていると公表しました。記事は秋元さんが出演舞台「SUPER FLAT LIFE -スーパーフラットライフ-」について語ったもので、同作は異性婚や同性婚を含めてさまざまな形式・相手との“結婚”を提示し、普通とは何かを問いかける内容。秋元さんからの求めを受け、同メディアは秋元さんの記事を修正しています。
英語にした際も「ゲイの先生はActressじゃなくActorだよって教えてくれるし、別の女性の先生にはActressだよって直されたり」と俳優/女優表記に決まり事やルールはなく、個人次第と示しながらも自分自身にとって女優の肩書は「しっくり来なくて」と秋元さん。本来、俳優という言葉は「演じる人」という意味しか持っておらず、性別を特定する役割はありません。秋元さんは「色々フラットに考えたいと思った結果、時代の流れもあり俳優表記を事務所の方にお願いしました」と肩書への考えを寄せました。
保母が保育士へ、看護婦が看護師へと表記が変わったように「時代の流れとともに、いろいろな場面でフラットなことが浸透するといいですね」「俳優だと男性女性関係ないから問題ない」と秋元さんの思いにファンは賛同。また「女優に対して男性だったら男優だと思うのに、俳優って表現されるのはおかしい」と疑問を提示するTwitterユーザーも見られました。
秋元さん自身もさらに続けて「無意識で女優って表記にして取材をまとめてる記者の方々結構いそう」とジェンダーバイアスの存在をあらためて主張。「自分にとっては大事な表記」としています。秋元さんはかねてセクシャリティに関する発信に熱心で、自身のSNSだけでなくラジオやトークイベントでも活動を続けています。
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めちゃくちゃスタイルのいいロケットだ。
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