歌手MACOが潰瘍性大腸炎を公表 ツアーと入院重なった苦労話明かす「きつくてあんまり覚えてない」(1/2 ページ)
MACOさん「自分ができる範囲で病気と向き合っていきたい」。
歌手のMACOさんが4月7日、YouTubeに公開した動画で潰瘍性大腸炎を患っていると公表。かねて厚生労働省指定難病の持病があることを動画で打ち明けていましたが病名まで公表するのは初めてのことで、19歳のときに原因不明の腹痛に襲われてからの付き合いだと明かしました。
潰瘍性大腸炎には決定的な治療法はないとされMACOさんも「食事療法と現状維持しかない」と話しています。診断当初はすぐに治ると楽観的に構えていたため、一生付き合わなくてはならないと知らされショックを受けたと明かしています。
20代の若い患者も多く、MACOさん自身も現在29歳と20代を全て病気と一緒に過ごしてきました。特に2016年に開催した自身初のワンマンツアーは、入院が重なったことで「きつくてあんまり覚えてない」と苦笑い。「病気と闘いながら強行突破、向き合いながらツアーを走り抜けたという感じ」と最も苦しかった時期として振り返っています。
現在は病気との付き合い方も覚えコントロールできているとしながら、好物は病気に良くないものばかりで、定期的な通院と検査が欠かせず「くじけそうなときもあった」とポツリ。それでも「今こうやってしゃべれるってことは、周りの方の支えがあり乗り越えられたということ」と励ましながら、自身が患う病気以外にも大腸の病は種類が多く、苦しむ患者は意外と多いと語り掛け啓発に努めています。
動画公開後に更新したTwitterで恥ずかしさから下血の話はできず、またいいたいことは伝えきれなかったとフォローを入れたMACOさん。今後について「これから色んな活動に繋げていきたい」「同じ病気の人と意見交換したい」と意欲を見せています。
コメント欄には同じ病気を抱える人からのものを含め、激励や共感メッセージが殺到。「前向きに生きてください!!」「動画をみて私も頑張ろ~って思えました」「こうやって広めてくれることで社会の理解が広まるので、ありがたいです」と感謝やエールが寄せられています。
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