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なぜボブ・ディランが! みうらじゅん、「暇すぎて描いた」絵が要素てんこ盛りでクセになる

みうらさん「ふしぎな単語を羅列して世界を構築する楽曲にピッタリ」。

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 イラストレーターのみうらじゅんさんが、コロナ禍の自粛生活中に描き下ろしたボブ・ディランの絵が5月19日からソニーミュージックのTwitterなどで公開されています。翌20日、ラジオ番組「大竹まこと ゴールデンラジオ!『大竹紳士交遊録』」にゲスト出演したみうらさんが、公開に至るまでのいきさつや、ざっくばらんなモチーフの裏話を明かしました。


みうらじゅんさんが描いたボブ・ディラン……なんだかすごい……

 自粛生活中に「頼まれもしない絵でも描こうか」という動機でキャンバスを買い込み、創作活動に励んでいたというみうらさん。当初は1、2枚も描き上げれば収まるかと踏んでいたそうですが、予想外に42枚まで増えてしまい横並びの連作はもはや「家にもおけない大きさになっちゃって、ものすごい大作になっちゃったんですよ」と告白しています。

 アメリカの歌手ディランが仏やこま犬など日本的な聖なるものに囲まれ、背景のアジサイや頭の上のカエルからは季節感が漂う異色作ですが、ざっくばらんなモチーフが並んだ作品はみうらさんいわく「いろんなものがグチャグチャっと描いてある」。アジサイについては自分でも「なぜかアジサイ」と説明を放棄しています。

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 手前で踊るこぶとりじいさんについては「ちょうどボブ・ディランさんも80歳になって、じいさんつながり」と断言。ディランの楽曲が持つ「ふしぎな単語を羅列して世界を構築していくイメージにピッタリ」と胸を張りました。


「DYLANがROCK!」(画像はAmazon.co.jpから)

 2010年にはディラン愛が高じて、自ら選曲にカバーイラスト、解説まで担当したコンピレーションアルバム「DYLANがROCK!」をリリースしたこともあるみうらさん。「ボブ・ディランへの愛が溢れてるな」と評価を受ける同作ですが、一部のファンからはサングラスをかけた姿がみうらさん本人そっくりとも指摘されていて「ディランさん みうらじゅんさん ほぼいっしょ!? どっちもカッコいい」「ディランじゃなくてMJ本人にしか見えない」と反響を呼んでいます。

 なお、発表された絵は、みうらさんがこれまで描き上げた42枚におよぶ連作の一部で、24日にディランが80歳の誕生日を迎えるにあたり、たまたまレーベルからコメントを求められたことで公開に至ったと話しています。7月に盛岡市で開かれる展覧会での一般展示が予定されており、番組中にイベントを告知した「うまくいけば」とパンデミックの収束を願っていました。

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