日産おなじみの商用バンが車名変更、元通り「AD」に　相変わらずてっちんホイールがよく似合う（1/2 ページ）

　日産自動車は5月24日、商用バン・NV150ADの車名を「AD」に変更するとともに、一部仕様を向上して刷新しました。

　ADは、クラストップレベルの積載性と乗り心地、ビジネスシーンでの使い勝手を追求する商用バン。1982年から営業車などとして街でよく見かけるロングセラーの車種です。

　かつて販売チャンネルごとに「サニーADバン」「パルサーADバン」「ダットサンADバン」として、また三菱・ランサーカーゴ、マツダ・ファミリアバン、スバル・レオーネバンなどとしてOEM供給した時代もありました。2016年11月の現行型マイナーチェンジとともにグレードを統合し、車名をADからグローバルの統一車名ブランド「NV」を用いた「NV150AD」に変更していました。

　今回の刷新で、NV150ADからADへ車名を元通りに再変更。新たに、先行車・対向車や周囲の明るさに応じてライトの上下向きを自動で切り替える「ハイビームアシスト」、坂道発進でブレーキ力を2秒間維持してくれる「ヒルスタートアシスト」などの運転アシスト機能、ビジネスシーンに便利な「USB電源ソケット」やシートヒーター（4WD車）を標準装備とするなど、ビジネスシーンへの需要が高い機能を向上させました。

　エンジンは1.5（FF車）ないし1.6リッター（4WD車）のDOHC直列4気筒ガソリンで、1.5リッターエンジンは最大出力81馬力／最大トルク14.9kgf-m（146Nm）、燃費性能はリッター16.1キロ（WTLCモード時）。最小回転半径4.7メートルの小回り性能も備えます。

　価格は157万1900円（税込）から。

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