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“新幹線オフィス”、東北・北海道新幹線「はやぶさ」全列車に リモートワーク対応車両、6月14日から(1/2 ページ)
座席で、通話やWeb会議がOKになります。
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東北・北海道新幹線「はやぶさ」の全列車に「リモートワーク推奨車両」が6月14日に設置されます。
こちらは「移動中も快適に働ける空間を提供する」を目的に実施するリモートワーク車両実証実験の第2弾(関連記事)。今回は2021年6月14日~7月16日の平日、はやぶさの「全列車」1日上下約60本まで拡充します。全列車の「1号車」がリモートワーク対応の車両になります。
リモートワーク推奨車両では、座席で「通話やWeb会議がOK(許容)」となるのが通常の座席に対する大きな違いです。
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リモートワーク推奨車両は無料で使え、予約も不要。この1号車の座席を予約するのではなく、通常の手順で座席を予約しつつ、乗車後リモートワーク推奨車両へ移動し、席が空いていれば自由に利用できるイメージです。作業に集中できるよう、A、C、E席と、1席飛ばしでの利用が推奨されています。
併せて、新幹線車内でのリモートワークをより快適にするツールとして、KDDIのLTE回線を利用できるWi-Fiルーター、パナソニックの骨伝導ヘッドセット、エプソンのスマートグラスといった業務用ツールも一部列車の一部区間で無償貸し出しします。
このほか、新幹線降車「後」の移動シーンも想定した支援施策も拡充。到着駅からレンタカーで移動するシーンに向け、「レンタカー車内での業務に便利なサポートキット」の無料貸し出しも対象レンタカー営業所で対応します。
(大泉勝彦)
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