なぜトレンドのカバンは“壊れそうな程 狂いそうな程”に小さいのか? おしゃれを楽しみたい女性とカバンの戦いを描いた漫画に共感の声
おしゃれも必需品も大切。
ある女性が外出をするとき、小さいカバンに荷物を押し込む漫画がInstagramに投稿され、「流行ってて可愛いけど絶対荷物入らないw」「ドすんげえ分かります」など、同じ苦悩を味わった人からコメントが寄せられています。
作者は、エッセイ漫画を描いているシブヤツキミ(@shibuyatsukimi)さん。お出掛けをするために、荷物の準備をしていたときのお話です。
コンパクトで洋服のコーディネートにも合わせやすく、海外セレブもよく持っていることからおしゃれなイメージがある小さいカバン。ツキミさんも、小さなカバンをかわいいと気に入っているようです。
今日は絶対にカワイイ小さなカバンでお出かけするんだ! と決め、準備を始めたツキミさん。リップクリームにルージュ、グロス、ハンドクリームなどの化粧品から、ティッシュ、ハンカチなどカバンに入れるものをそろえます。しかし、荷物の量とカバンのサイズを改めて比べてみると、「入るかな……」という疑問が。そのとき、ツキミさんの心に有名バンドのあの曲が流れ始めました。
「壊れそ~な程~狂いそうな程~小さなカバンに~そっと荷物詰めて~」……あまりに小さいカバンを見つめながらツキミさんが心の中で歌うのは、LUNA SEAの「TRUE BLUE」。選曲がナイスすぎます。
小さめカバンにびっしりと荷物を詰め込むツキミさん。替え歌を考えながら詰めている様子が、自分自身を鼓舞しているようにも見えます。カバンが満杯になり、これ以上入らないんじゃないか? と思いながらも「小さなカバンに~荷物詰め込んだ~」と、どうにか荷物を入れ込みました。
カバンに無事荷物を収納し、一息つくツキミさん。しかし、そんなところに「そんなに強く詰め込んだら、鞄が破けちゃうだろうが!」と、どこからかカバンの声が聞こえてきます。ツキミさんも心のどこかでカバンも苦しいとも思っていたから、こんな声が聞こえたのでしょうか。
心配性ゆえに、バッグの大きさを気にせずあれもこれもと荷物を入れたくなってしまうツキミさん。バッグの声には聞く耳を持たないどころか、「やっぱ、コンタクトの替えも、いいっすか?」と満杯のカバンにさらに荷物を詰め込もうとするのでした。おしゃれもしたいけど必需品も入れたい、そんなツキミさんの気持ちがひしひしと伝わってきます。
実際には全く使わなくても、外出するときにはバッグについいろんなアイテムを詰め込んでしまうもの。入れたいものを全て持っていくと、カバンの形が崩れてボコボコになってしまったり……おしゃれと便利さの両立は難しいですね。
この投稿には「私も荷物多いので、お気持ちわかります」「備えあれば憂いなしですよね」など、共感する声が集まっています。
シブヤツキミさんは、Instagramや、ブログ「シブヤツキミの陰気な独り言」で日常生活を描いた漫画を公開中です。
画像提供:シブヤツキミ(@shibuyatsukimi)さん
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