千原ジュニア、当時世界最速のじゃじゃ馬愛車「マッハ750SS」を紹介 人気過ぎて盗まれる可能性を心配……(1/2 ページ)
白煙にまみれながらめっちゃうれしそう。
お笑いコンビ「千原兄弟」の千原ジュニアさんが6月17日、自身YouTubeチャンネル「千原ジュニアYouTube」を更新。「このアシンメトリーと色がめちゃくちゃ好き」と惚れまくる愛車「MACH(マッハ)」を披露しました。
旧車好きジュニアさんの愛車紹介2台目はカワサキの「マッハ 750SS(H2)」。1971年登場、50年前のバイクで「日本にマクドナルドが来たころくらい(のマシン)」(ジュニアさん)。“2スト”の750cc3気筒という、今やもう二度と市販車では実現しないであろうバケモノのようなパッケージでデビューしました。
当時世界最速記録を持っていた、同シリーズで2スト500ccエンジン「500SS マッハIII」の記録を前回紹介したジュニアさんのもう1台の愛車「ホンダ・CB750FOUR」(関連記事)が王座を奪います。「ざけんな、負けられるか」と、カワサキが執念のマッハ 750SSで「世界最速」の座を奪い返した──という胸熱な展開が繰り広げられていた熱き時代の名車です。
……というか、その時代の頂点2台をここまでビッカビカ状態で所有しているのがまずうらやましすぎます。「かっこええなぁこの色」とベタ褒めのカラーリング、キャンディーゴールドもキラリと輝きまくりです。
ジュニアさんのお気に入りは右2本、左1本の3本出しマフラー。「アシンメトリーめちゃくちゃ好き」「(後ろから見た姿の)このアンバランス感がたまらん」と説明にも力が入ります。
当時、タレントのヒロミさんにマッハ 750SSを買うことを伝えたところ「ダメだよ、あれは止まること考えて作ってねぇんだからよ」とアドバイスを受けたエピソードも。その教えを守りフロントブレーキを「ダブルディスク」にカスタムして強化しつつも「あとはノーマルです」。首都高を走行中にエンジンがいきなり不機嫌になって停止した、じゃじゃ馬(?)ならではのハプニングもあったとか。
ではお待ちかねのエンジン始動。愛車に立ち乗り、「キックのみ」というMACH 750SSのキックペダルを全身力を込めて踏み下ろします。ドルンドルン力強い低音、回すとビィィィンとかん高い音が入り交じる“ならでは”の2ストサウンド、そして「白い爆煙」。
カメラの前はモクモクです。「この白煙が2ストたるゆえん」「ツーリングに行くと後輩がこぞって前走る」と白煙にまみれながらホントジュニアさんうれしそう。
お値段もやっぱり今やすごいことになっているそうです。「(前回のCB750FOURと)同じくらい?」(関連記事)とスタッフさん。「もっといくんじゃないかな……」とジュニアさん。
だからどこに停めても盗難に逢う可能性が心配の種。ジュニアさんは「サービスエリアで停めてメシ食って戻ってきたらなくなっていた話」を聞いたことがあるようで、なおさらです。
「次考えてるバイクってあるんですか?」との質問には「(英国BSAの)ゴールドスター」。購入を狙っているものの出回るのは稀。「では、買うとかじゃなくて乗ってみたいのは?」と聞かれると「そんなんやめて」と候補が多すぎて回答に困る様子も。ハンバーグ師匠(関連記事)とマッハ 750SSで熱海にツーリングにでかけたときの思い出なども飛び出しました。ジュニアさんの愛車にまつわるエピソードはまだまだありそうです。
ファンからも「マッハかっこいいですね」「旧車バイクはいいですね!」「このエンジン音は魂震えるw」などのコメントが多く寄せられていました。
(カナブンさん)
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