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ロッキン2021、“新型コロナ”の影響で中止決定に主催者「無念としか」 THE ORAL CIGARETTES・あきらかにあきら「悔しいね」(1/2 ページ)

2020年に続き2021年も中止になりました。

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 8月に茨城県「国営ひたち海浜公園」で開催予定だった「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021」が2020年に続き新型コロナウイルスの影響で中止になりました。出演予定だったロックバンド「THE ORAL CIGARETTES」のあきらかにあきらさんは、「ああああああああ」と悔しさをツイートしています。


公式サイトトップ画像(画像は「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021」公式サイトから)

 フェスの公式サイトでは中止を伝えるとともに、総合プロデューサーの渋谷陽一さんが「楽しみにしていた参加者の方には本当に申し訳ありません」と謝罪しています。「コロナ禍に於ける安全なフェス実現」のために1年以上の長い時間をかけて開催スキームを検討し、さらに会場や地元自治体と協議の末に開催承認をもらい準備を進めていたことや、チケットが完売した日も出てきていたと明かし、「そうしたなかでの中止は残念というか、無念」と悔しさを強調。「私たちに他の選択肢はありませんでした。楽しみにしていた参加者の方には本当に申し訳ありません」と苦渋の決断だったことをつづっています。

 渋谷さんは、7月2日に茨城県医師会から「今後の感染拡大状況に応じて、開催の中止または延期を検討すること」「仮に開催する場合であっても、更なる入場制限措置等を講ずるとともに、観客の会場外での行動を含む感染防止対策に万全を期すこと」の2つの要請が書かれた要望書を受け取ったことを公表。その上で検討した結果、入場制限は現実的に不可能なこと、「医師会からの要請に十全に応えること」が現状では難しいと判断し中止に踏み切ったとのことです。

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 「『ロック・イン・ジャパン 2021』の開催は中止になってしまいましたが、各地で夏フェスは開催されます。絶対に成功してほしいです。音楽を止めない、フェスを止めない、という思いは多くの音楽ファンが持つ共通の思いです」と他のフェス主催者に強い思いを託した渋谷さん。加えて、「いつも最前線で戦い、状況を切り開く覚悟で頑張ってきましたが、今回は思いはかないませんでした」と悔しさをにじませていました。

 この決定を受けて、8日にトリとして出演予定だった音楽ユニット「YOASOBI」の幾田りらさんは「いつかまた会える日に向けて、YOASOBIはいつでも出発できるよう準備してまいります!」とツイート。初の有観客パフォーマンスにして、初フェス、そしてトリと話題尽くしでしたが「何百倍にも強くなって最強のステージをお届けしますので、また必ずお会いしましょう!」と前向きに“次”を約束しました。

 14日に出演予定だったロックバンド「THE ORAL CIGARETTES」のあきらかにあきらさんも「悔しいね ドラマが生まれそうなタイムテーブル、春フェスでみんなの努力と頑張りは凄かったのに」と悔しさをあらわに。「このモヤモヤも今後の表現に変えよう 音楽は止めない」と今の気持ちを創作に昇華することを宣言していました。


YOASOBIの幾田りらさんとAyaseさん(画像は幾田りらInstagramから)

「THE ORAL CIGARETTES」のメンバーショット。あきらさんは左から2番目(画像はTHE ORAL CIGARETTES Instagramから)

 この決定にSNSでは、「こういう形の断念はロッキンオンの努力報われなすぎて心が痛い」と主催者側に寄り添う声とともに、「必ずまた開催するといってください。それから絶対ロッキンオン潰さないで下さい」「来年こそは行きたいな、ロッキン」と願う声があがっています。

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