散歩中のラブラドール、助けを求める子猫を発見→保護　親子のような仲むつまじいふたりに涙が出る

　散歩中の愛犬が孤独な子猫を発見した動画がYouTubeに投稿されています。危険な状態から無事保護された猫ちゃんと、心優しいラブラドール・レトリバーの仲良し家族に心を打たれます。

　ある日の散歩中、ラブラドールの女の子「ベル」ちゃんが、訪れていた公園で急に走り出しました。飼い主のK2（ケーツー／@k2_k2trip）さんを引っ張って連れて行った先には……まだ小さい子猫がいたのです。

　子猫は、野良にしては不思議なほどにベルちゃんに顔を寄せたり、体をくっつけてきたりします。最初はあまりの小ささに「親猫が近くにいるはずだ」と思ったK2さん、一度その場をベルちゃんと去ることにしました。

　しかし、その後子猫が心配になり戻ってみると、やはり子猫はラブちゃんの元に駆け寄ってきて、親猫の姿は見えません。そこで、K2さんが子猫が出てきた建物の裏を見ると……そこにはダンボールと、すでに死んでいる兄妹子猫の姿が。

　人懐っこいと思っていた子猫は、必死に助けを求めていたことがわかったのでした。ベルちゃんが見つけていなかったら、この子も危ないところだった……。

　状況を理解したK2さんはすぐに公園の管理事務所に連絡し、家に連れて帰り一時保護することに。見つけたベルちゃんもずっと心配している様子でした。

　翌日には子猫を病院に連れて行き、その後はK2さんのケアもあって徐々に元気に。そして保護から4日目、きれいになった子猫がベルちゃんと再会すると、ふたりはお互いにまた体を寄せ合います。

　ベルちゃんはまだ1歳ですがお母さんのように優しくペロペロとなめて子猫をお世話してくれます。子猫も、ベルちゃんの行動をじっと見てまねをしたり、「遊んで！」とくっついていったり。まるで本当の親子のようです。

　そんなふたりの相性の良さもあり、K2さんは保護した子猫を家族として迎え入れました。子猫は女の子で、お風呂にいれたらフワフワの白雪姫のようになったことから「スノー（すーちゃん）」と名付けられ、現在すくすくと成長中。

　やんちゃな性格なこともわかってきたそうです。K2さんやベルちゃんのあとをついてくる、甘えん坊なところもかわいい！　あいらしい2匹の幸せな日常は飼い主さんのYouTubeチャンネル「愛犬ベルとK2です」とTwitterで公開中です。

　なお、K2さんはサブチャンネルも更新しており、ピアノを弾く「K2のピアノ練習」「Piano Tutorials by K2」や、トークや筋トレがメインの「K2はうす」、旅してヘッドスピンする「K2チェスト」で、バラエティー豊かな動画を公開しています。

画像提供：飼い主・K2（ケーツー）さん

オススメ記事