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「もったいない、自分でも分かっていた」 17歳でモー娘。卒業の絶対的エース鞘師里保、ソロデビューまで5年半かけた理由を聞いた(2/2 ページ)

モー娘。の絶対的エースが新しい1歩を踏み出します。

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音楽6割、演技を4割、お互いが作用しあえたら

 振り返ればライブの開催が先に決まり、そこで披露する曲を作りたいという思いがLP制作のきっかけだったのだそうです。インタビューは8月9日のライブ目前、リハーサルが翌日から始まるというタイミングで行われました。

―― ライブまであと1週間ほどに迫りましたが、完成度は?

鞘師 現時点で70%くらい。リハーサルも明日から始まるんですよ! ミーティングはやってきているんですけど、バンドやダンサーがいて、映像もあるから現場に入って一緒に詰めていかなくちゃ分からないところが多くて。明日からグワーッてなってくると思います(笑)。

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 MCでこういうことをしゃべりたいとか、曲順とか、そういう提案は常にさせてもらっていて、私の意向はかなり入っているので、そういう意味ではもう作りこまれています。

久々のステージ
ファンの「おかえり」から始まるミュージックビデオ

―― 復帰後はテレビや舞台で演技の仕事を数多くこなされていますよね。今後は音楽とどうバランスを取っていきますか?

鞘師 そうですね。時期にもよりますができれば音楽6割、演技を4割くらいでやっていきたいと考えています。

 (今後も映画やドラマに出演? の問いに)私はやる気です! 映像に自分が乗って、演技をするって音楽にも生きていることだなと思っていて。細かい表情とか「自分ではこんなに心を込めているのに、全然見えていないな! もうちょっと眉間を上げてみればよかった」とか、いっぱいあるんです。自分の中にある情熱がフィルターを通しても伝わるようにと加減の勉強になるので、めちゃくちゃ吸収できていることがたくさん。

 逆に音楽で学んだことを演技へ還元していきたい。お互いがお互いに作用して向上し合えたらいいなと思いますね。

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―― ご自身の出演作はチェックするタイプなんですか?

鞘師 一応は見ています!(笑) 今は新人の気持ちでやっているので、遠目でテレビを見ながら。「大丈夫かな~?」って。


Photo by とろろ

ロールモデルは「いないです!」

 新作では「いまの私が見せることのできる歌やパフォーマンスを届けないと、活動を再開した意味がない」という強い言葉でハッキリとした意志を示していました。いまの“鞘師里保”が向かおうとしている先には、何があるのでしょうか?

―― Instagramには英語で投稿。今後は海外進出も考えているんですか?

鞘師 願望としてはあります。英語で反応が返ってきたり、コメントをもらえたりするとやっぱりうれしいんですよね。距離が近く感じられる。住んでいる場所は遠いけど、日本国内ですらコロナ禍で移動やイベント開催の制限がある中で、それを感じずに済む。インターネットのおかげですね。

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 とはいえ直接会えることが一番うれしいです。モーニング娘。時代に海外でコンサートをしたときは英語がダメで、スピーチを用意してきたのに緊張で忘れて悔しい思いをしたことがあるのでリベンジがしたい。卒業後に留学してちゃんと英語を勉強してから海外でお仕事する機会はなかったので、チャンスがあったらできたらいいなと思います。


いずれはアーティストとしてニューヨークへ(Photo by とろろ

―― 今後活動をしていく上でロールモデルとなる存在はいますか?

鞘師 いないです! 誰も尊敬していないわけじゃなくて(笑)、お仕事でいろいろな方とお話する機会がありますが、全員にリスペクトの気持ちが生まれてしまいます。「この人みたいな生き方をしたい!」と誰か1人を目標に定めるというよりは、みんな信念があってすごいなと勉強になっているので、そういうものを全て吸収した人間になりたい。めちゃくちゃわがままなんですけど、いいとこ取りがしたい(笑)。せっかく機会があるので!


Photo by とろろ
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