6カ月で18キロ痩せた、実践「プリキュアダイエット」のススメ　決め手は「プリキュアカレー」と「フィットボクシング」：サラリーマン、プリキュアを語る（特別編）（3/3 ページ）

必要なのは記録

　ダイエットをやっている中で気付いた一番重要なことは、「あらゆることを記録する」でした。

　体重計には同じ時間に毎日乗り、摂取カロリーもアプリ「あすけん」などに都度入力し、自分の体を数値化し可視化することでモチベーションを保ちました（いかに過去の自分が「食べ過ぎていたか」もよく分かります）。

　「どの食材がどれくらいのカロリーなのか」「自分はどれくらいのカロリーをとっているのか」を常に把握することが大切です。

　「ヒーリングっどプリキュア」（2020年）でも見えない敵に苦戦したことがありますが、ダイエットも「見える化」が敵と戦うカギなのです。

想像力から始まるダイエット

　自分の場合は

• 1：プリキュアエンディングダンスでモチベーションを上げる
• 2：妄想キュアフェリーチェ・フィットボクシングで新人プリキュアになりきり運動する
• 3：お腹がすいたらプリキュアカレー

　を、けっこう楽しく緩くやりつつ、6カ月間で18kgのダイエットを達成しました。

　そりゃあ「ふたりはプリキュアSplash☆Star」に出てくるキントレスキーさんみたいなムキムキハッスルボディーになりたいのであれば、ストイックな食事制限と強度な筋トレが必要なのでしょう。

　しかし自分はキントレスキーさんになりたいわけでないのです。むしろプリキュアになりたいのです。

　厳密にはダメなのでしょうけど、ストイックに考えすぎると続かないので、「深いことは考えずに要は1日の目標摂取カロリー内であれば何を食べてもOK！」くらいの感じの方が長続きすると思います。

　自分の場合は「おやつ抜き」にすると精神にダメージを食らうので「1日の目標摂取カロリー内であればおやつをいつ、何をたべてもOK」と決めて、その中で好きなものを食べるようにしていました。

　毎日の摂取カロリーを記録し、夜「お！　今日はまだこれだけ食べられるぞ！　よし！　チョコパイを食べよう」なんて日が続きました。

　痩せるための行動って結局のところ、「運動」と「食事管理」。

　けっこう地味なのですよね。

　その地味さをプリキュアでエンパワメントするのです。

　「想像力から始まる」は「スター☆トゥインクルプリキュア」の前期エンディングの名文句ですが、まさにダイエットもイマジネーションから始まるのです。想像力こそがオタクの強みなのです。

　今日もまた、妄想キュアフェリーチェに「すごいですね！」といわれながら、フィットボクシングに励む日々なのです。

　「想像力から始まる」プリキュアダイエット、みなさまもいかがでしょうか。

　毎日、脳内推しキャラに「すごいですね！」って褒めてもらいながら痩せることができる生活、悪くないですよ。