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「村八分が卒業式まで続いた」 吉木りさ、中学のいじめ経験を告白 耐え忍ぶ日々で「本当に痩せてしまって」(1/2 ページ)

当時の経験から「同じような行為を絶対人にはしない」と決めているとのこと。

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 タレントの吉木りささんが8月18日、時事YouTuberであるたかまつななさんのYouTubeチャンネルにゲスト出演。中学3年生時に受けたいじめ被害を告白し、「村八分みたいなのがずっと卒業式まで続いた感じでした」と当時の状態を振り返りました。

 子どもの自殺率が昨今上昇していることを背景に、「いじめに遭っていた人に当時の体験を証言してもらう」という企画に参加した吉木さん。中学時代は人見知りのあまり、緊張すると言葉がうまく出ずかんでしまうことがあったため、「暗くておどおどしている声が変な女の子」として距離をおかれていたといいます。


クラスメイトが当時吉木さんに抱いていたというイメージ(画像はYouTubeから)

 クラスが受験シーズンに入り、ストレスでピリピリするようになったころ、吉木さんへのいじめも表面化。直接的な原因は分からないものの、“ぶりっこ”“色目使ってる”と悪口を言われ、陰で笑い者にされるようになり、「何でそんなこと言うの?」と正面切って尋ねる勇気もないまま、クラス内で完全に孤立してしまったとのことです。

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当時の過酷な状態を「村八分」だとする吉木さん(画像はYouTubeから)

 自分のおかれた状態がショックなあまり、食事が喉を通らなくなり、給食を残すようになった吉木さん。「本当に痩せていってしまって」「教室に入るときも足が鉛のように重いんです」と当時の尋常ではない苦境を語り、保健室やカウンセラー室に避難する日々を送っていたと明かします。


死がよぎったころに言われた言葉(画像はYouTubeから)

 吉木さんは結局、いじめを耐え忍んだままで中学校を卒業。芸能界入りも「絶対に見返してやりたい」という思いの表れだったとしましたが、当時のクラスメイトと顔を合わせた際、お互いの成長もあって楽しく会話ができたと告白。

 吉木さんはその時、「私って本当は仲よくしたかったんだな」「楽しく会話したかった」という自分の素直な気持ちに気付けたといい、胸のモヤモヤがすっと晴れたような気持ちになったとコメント。過去のつらい経験から悪口を言われたり、傷つけられる側の気持ちが体感できたため、「私は同じような行為を絶対人にはしない」と心に決めているといいます。


当時の経験から得た決意も(画像はYouTubeから)

 吉木さんは動画公開後の19日にブログを更新。「いじめる側、いじめられる側、傍観する側、誰しもが経験したことがあると思います」とした上で、「辛い思いをしている方にとって少しでも気持ちが晴れるきっかけになりますよう祈っております」と出演後の願いをコメントしていました。

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