江戸のからくりロボットを組み立てられる！　ミニ茶運び人形キットが付録の「大人の科学マガジン」発売

江戸時代の先端技術を搭載。洋装の着せかえもできてパワーアップ！

[谷町邦子，ねとらぼ]

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　学研プラスから「大人の科学マガジン BESTSELECTION 04　からくりロボットミニ茶運び人形」（3278円）が発売されました。ミニ茶運び人形の組み立てキットがついています。

「大人の科学マガジン BESTSELECTION 04　からくりロボットミニ茶運び人形」表紙イラストを手掛けたのは青空亭／犬ん子さん

これ一冊で「からくりロボットミニ茶運び人形」が完成

　付録の「からくりロボットミニ茶運び人形」は、日本最古の機械設計書「機巧図彙」に書かれていた茶運び人形を、身長13センチの手のひらサイズで再現したロボット。

かわいい手のひらサイズ

　電池を使わないゼンマイ仕掛けで、江戸時代の茶運人形とほぼ同じ機構が搭載されています。お盆にお茶を載せると前方に進み、客人の前でお辞儀、茶碗を取ると停止、茶碗をお盆に戻すと旋回して元の位置に戻るという動きがプログラムされています。

時計の調速機構を応用したテンプ、回転運動を複雑な動きに変換するカムを搭載。江戸時代の最先端の科学技術を感じることができます

進む・お辞儀・停止・旋回がプログラムされています

　作り方がイラストで説明されているので、機械の組み立てに不慣れでも30分程度で本体を完成させられるとのこと。リアルな和装と、作成が簡単な洋装という2種類の服（紙製）がついていて、着せかえもできます。

服が違うと、雰囲気も変わります

組み立て方の説明だけではなく、からくり人形の仕組みや歴史を掲載した読み応えのある冊子も

　同書は2007年に発売した「大人の科学マガジンミニ茶運び人形」に着せかえ用の洋服を加えた復刻版。江戸時代の先端技術が詰まったからくりを、自宅で組み立てられるのはロマンを感じられますね。残り少ない夏休みの自由研究にもいいかもしれません。

こちらは以前に発売された「大人の科学マガジンミニ茶運び人形」のPV

（谷町邦子　Facebook／Twitter）

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