高2の鈴木福、修学旅行中止・延期要請への本音ツイートへ学生から反響　「一生に一度しかない高校生活が」（1/2 ページ）

　俳優の鈴木福さんが8月19日にTwitterを更新。同日、小池百合子東京都知事が修学旅行の中止や延期を要請したことへ、学生の立場から本音を投稿しました。

　小池都知事は新型コロナウイルス（COVID-19）感染拡大の影響を受け、都や県をまたぐ移動はさけるべく修学旅行の中止や延期を要請。これを受けTwitterでは関連ワードや、当事者の学生から悲鳴が上がったことで「学生絶望の声」という言葉がトレンド入り。現在高校2年生で、2020年3月に行われた中学の卒業式は縮小となったこともある鈴木さんは「学生からしたらこのトレンドを見るのが辛い」と率直な意見をツイートしました。

　各個人が感染対策を徹底することが大前提とした上で、鈴木さんは「今、思い出作りを我慢している先輩方や後輩の気持ちを思うと…」とやり切れない思いを告白。子役として幼いころから仕事をしてきたというまれな立場から、限られた学生時代を「大人になったら働いて自由に楽しめない時間の前借り」と表し、それが過ぎ去っていくむなしさをつづっています。

　鈴木さんのツイートに、同世代は「楽しかったはずの2年間はなんだったんだろう…と虚しい」「行ったら危ないっていうのもわかってるし、思い出よりも命の方が大事だけど、やっぱ中止になって欲しくないなあって思う」と反応。中止や延期が要請される現在の状況を理解しながらも、「仕方ないという言葉で片付けたくない」「一生に一度しかない高校生活が奪われてしまって辛い」「文化祭も体育祭も縮小とかあったから」と悲痛な思いを訴えています。