「絶対見れないと思っていた……」　楳図かずお「新境地」となる26年ぶりの新作を2022年1月に発表、江口寿史らも歓喜に沸く

　漫画家の楳図かずおさんが、2022年1月に26年ぶりの新作を発表することが分かりました。楳図さんの公式サイトが8月26日に発表しています。

　楳図さんは、1955年にプロデビュー。1966年に『週刊少女フレンド』連載の『ねこ目の少女』や『へび少女』がヒットし、恐怖漫画家の旗手として周知されました。ホラー以外にも『まことちゃん』といったギャグ漫画のほか、SF、ラブストーリーなど多彩な分野で作品を発表。タレントや歌手、映画監督などマルチな活動も行なっています。漫画の執筆は、『ビッグコミックスピリッツ』で1990年から1995年まで連載していた『14歳』が完結して以来、休筆していました。

　新作の制作には4年もの歳月を要し、黙々と描き進めていたとのこと。今回の発表では内容について触れられていませんが、楳図さんが「すごい作品で、一目見たらもう逃れられません!!　とだけ言っておきましょう」と自信満々にコメントしていることから、今作でも圧倒的な楳図ワールドが展開されていることが期待できます。また発表された公式サイトには、楳図さんの「新境地」であることが示唆されていました。

　Twitterでは、「ウワーッ 新作発表！　やった！」「14歳以来の新作 絶対見れないと思っていた……」「ヤバ過ぎて震えた！！！！」「生きねば」「...84歳で作品を生み出す心意気に感動が収まりません」と新作を諦めていたファンから、驚きの声が集まりました。

　さらに、漫画家の江口寿史さんが「楳図先生の新作!!」、ミュージシャンで俳優の松永天馬さんが「楳図かずお先生26年ぶりの新作！　14歳で終わ…らなかった！」とツイートするなど、著名人からも喜びの声が上がっていました。