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転校生が一言もしゃべらない、と思っていたら……? 黙り続ける理由が判明していく漫画がジーンとくる(1/2 ページ)

「普通」とは何か考えさせられます。

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 一言もしゃべらない転校生を描いた漫画「三山匠はしゃべらない」が、ジーンとくる良い話となっています。彼が静かすぎた理由とは……?


全くしゃべらない転校生……と思っていたのですが?

 転校初日の自己紹介のときから一言もしゃべらず、学校内で声を聞いた者が誰もいない「三山匠」。全くコミュニケーションが取れない彼は、1カ月もたつと完全に孤立していました。そんな三山と仲良くなってほしいと担任から頼まれる、クラスメイトで学級委員の「紗倉」。


すでに嫌な予感の「紗倉」

 クラスで問題があるとすぐに丸投げされる紗倉は、気が重くなりながらも三山がいる図書室へ向かいます。いろいろと話しかけるものの全く反応がなく、「ムリ」「1人でしゃべってんのむなしすぎる」とその場を離れようとします。しかしそのとき、何か小さな音がするのに気付く紗倉。

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初めてしゃべった……?

 その音の正体は、ほとんど聞こえないほど小さな声でしゃべる三山の声。実は声が小さすぎただけで、今までもちゃんとしゃべっていたのでした。会話できるようになり、共通の好きなチョコ菓子「ガルポ」の話で盛り上がる2人。


いまいちな担任の反応

 翌日担任に三山のことを伝える紗倉ですが、「相手に伝わらなきゃ意味ない」「黙ってるのとどう違うの?」と一蹴されてしまいます。放課後、モヤモヤしながらも三山になぜ普通にしゃべれないのか問いただす紗倉。もっと大きな声でしゃべるよう促しますが、三山は怒ったような態度で帰ってしまうのでした。


「普通」について考える紗倉

 帰宅後、母に今日の出来事を伝える紗倉。もっと普通にしゃべれないのか……と愚痴をこぼすと、「普通の人はそんなにお菓子を食べない」とガルポ禁止令を言い渡されてしまいます。他の人の普通なんてしらないと反論したところで、「普通」についてあらためて考えるのでした。

 翌日、三山に前日のことを謝る紗倉。そして紗倉は「三山の声を全部聞き取れるように耳を鍛える」と、ちょっと変わった提案と特訓を始めるのでした。果たして紗倉の作戦は2人にどんな変化をもたらすのか。その結末はぜひ漫画を読んでみてください。


紗倉の決意

 この漫画を公開したのは、もずさん(@mo_x_2)。普段からさまざまな漫画を公開しており、「ツナとガリ1: SNSで出会った漫画家・編集者が つながりをテーマに漫画、小説を描きました」に作品が収録されている他、LINEスタンプの販売もしています。

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作品提供:もずさん(@mo_x_2

もずさんの作品が収録された本

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