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漫画家の佐伯かよのさん、肺がんのため69歳で死去 夫で漫画家の新谷かおる「良く頑張ったと褒めてやりたい」
3年前にがんが判明。すでにステージ4だったとのこと。
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『口紅コンバット』『緋の稜線』などの作品で知られる漫画家の佐伯かよのさんが8月29日、肺がんのため亡くなりました。69歳。9月20日、夫で漫画家の新谷かおるさんが公式サイトを通じて明かしました。
新谷さんによると、がんが判明したのは3年前で、その時点でステージ4だったとのこと。すでに体中に転移があり、手術もできなかったようです。家族が呆然(ぼうぜん)となる中、佐伯さんは「大丈夫、何とかなるわ!!」と病に立ち向かっていたようで、治療を続けながら原稿を描いていたといいます。
しかし、2021年3月に体調が悪化。8月29日に家族に見守られながら息を引き取ったといいます。新谷さんは妻とファンへ向けて「良く頑張ったと褒めてやりたいです。今は静かに妻の冥福を祈りたいと思います。そしてこれまで妻を応援して下さった沢山の方々に感謝申し上げます。ありがとうございました」と言葉を送りました。
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ネットでは、佐伯さんの訃報に「艶のあるキャラクターが本当に魅力でした」「漫画を通して教わったことも数知れず…」「沢山の素敵な作品をありがとうございました」など悲しみの声が広がっています。
ゆうきまさみさんはじめ、元アシスタントらからも追悼の声が送られています
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デビューから45年、常に第一線で連載を続けてきました。
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