ニュース

近未来くるー!! ホンダが本気で事業化目指す空飛ぶクルマ「Honda eVTOL」がかっけぇぇ!(1/2 ページ)

おぉぉー!! ホンダがやるとなるとそう遠くない話かもと思えてしまいます。

advertisement

 「空飛ぶクルマ」などとも呼ばれるeVTOL(電動垂直離着陸機)の開発が、モビリティー大手の本田技研工業(ホンダ)でも進められています。同社は9月30日、「新領域のチャレンジ」として空飛ぶクルマ事業の取り組みを進めていることを発表しました。


ホンダが開発を進める「Honda eVTOL」(画像:本田技研工業、以下同)

 ホンダは近年、自動車だけでなく空の移動手段の確立にも力を入れています。実用化した富裕層向け小型ジェット機「HondaJet」(関連記事)に次いで、「空の移動をさらに身近なものとする」ことを目指して開発を進めているのが「Honda eVTOL」です。

 Honda eVTOLは、ガスタービンと電動モーターによる垂直離着陸が可能な電動飛行機です。今想像する飛行機・旅客機というよりは、クルマの個別にどこへでも行ける利便性に、空を飛んで速達性を高めた乗りもの。映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」の空飛ぶクルマの利用イメージが近いのではないでしょうか。

advertisement

 想定航続距離は約400キロ。約100キロと航続距離が短く、都市内移動にとどまる電動のみの仕様に対し、ホンダはF1エンジンをはじめとする同社の電動化技術を活用し、ガスタービンエンジンとのハイブリッドとすることでより範囲が広い「都市間」の移動をカバーします。

 比較的小径なローターを推進力とし、街中で離着陸しても騒音とならない静粛性を実現。安全性も民間旅客機と同等を保ちます。航空機技術やレース技術などの領域で培った燃焼や空力、制御技術、自動運転技術を生かし、Honda eVTOLを中心としたモビリティーエコシステムの創造も目指すとしています。


ハイブリッド化により航続距離を大幅にアップさせられるとのこと(画像はホンダのYouTubeより)

Honda eVTOLに活用されるホンダのコア技術

インフラやサービスも組み合わせたモビリティーエコシステムの構築も目指す

 ホンダが公開したコンセプトムービーでは、Honda eVTOLを利用した都市間移動がアニメーションで紹介されています。手元で申し込んだら、自動運転で自宅から目的地までクルマとHonda eVTOLがすいすいビューンと運んでくれる。こんな都市間移動が実現するのもそう遠くはない話なのかもしれませんね。

Honda eVTOLで実現を目指す世界観

大泉勝彦


       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 天井裏から変な音がする→スマホを突っ込んで撮影したら…… 映った“とんでもねぇ”モノに「恐ろしい」「何これ」と騒然の196万表示!
  2. ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』、舞台が見えづらいとの指摘に謝罪 「視認性の改善を講じる」
  3. 11カ月娘、帰宅したママの顔を見た瞬間……! ママ「うれしそうすぎてうれしすぎる」100点満点のお出迎えに「これは可愛いよ」
  4. 亡き父が植えた思い出のモミの木が巨大化→次男が伐採していると兄が現れ…… リアルな庭じまいの記録に共感と応援の声
  5. 釣りに行こうとしたら、海岸に子猫が打ち上げられていて…… 保護後、予想だにしない展開に「神様降臨」「涙が止まりません」
  6. しぶとい雑草“ドクダミ”を生やさない超簡単な方法が115万再生! 除草剤を使わない画期的な対策に「スゴイ発見」
  7. 「あのおじさん誰?」 お笑い芸人、解散後の激変ぶりにネット驚き「ピスタチオ 懐かし」
  8. 「葬送のフリーレン」の勇者一行、ネモフィラ畑に現る 名場面にちなんだコスプレが「これを花畑を出す魔法か」と23万いいね
  9. 【今日の計算】「500×99」を計算せよ
  10. 「ディズニー くまのプーさん」の新作ミュージカル、舞台が見えないと物議 「全然楽しめなかった」「ステージが低すぎる」