田中聖、“1000万企画”辞退の裏舞台を説明＆謝罪　骨折と捻挫でドクターストップ、Wブッキングの誤解など真相語る（1/2 ページ）

　元KAT-TUN・田中聖さんが11月25日にYouTubeチャンネル「田中家ch【田中聖】」を更新。ABEMAの番組企画「朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円」を試合当日に出場辞退した理由や、寄せられている誹謗（ひぼう）中傷、厳しい声について丁寧に説明しました。

　同企画に出場予定だったものの、試合当日である20日にケガを理由に出場辞退していた田中さん。企画の配信が有料だったことも関係し、ネットではさまざまな声があがっており、田中さん本人にも多くのDMが寄せられたとのことです。

　そんな中、田中さんはInstagramを通して謝罪文を発表。「すぐにでもYouTubeで動画をあげるつもりだったのですが、診断書のない状態での動画は意味がないと判断をし、現在診断書を発行してもらっています」と辞退の原因となったケガの診断書について説明していました（関連記事）。

　25日にはYouTubeで姿を見せ、関係者や対戦する予定だった朝倉選手に謝罪。関係者や朝倉選手、ファンに対して真摯（しんし）に謝罪する一方で、臆測や誤解など事実とは違う話が広がっていることを懸念していると明かし、その話題に関して訂正していくとコメントしました。

　まず、ケガに関してウソではないかという声には、診断書を提示して説明。もともと10月30日に試合をする予定で調整していたものの朝倉選手がケガをした影響で試合が11月20日に延期に。その間、少しでも勝利する確率を上げるために“練習のピッチ”を上げて取り組んでいたところ、7日にケガをしてしまったそうです。その後、10日に初診した病院で頚部捻挫と右第九肋骨骨折と診断されドクターストップがかかり、11日には試合出場に関してABEMAに相談。しかし話し合いの末、試合ギリギリまで調整することになり、結果的に骨折が悪化。そのため、試合を辞退することになったとのことです。

　他にも、田中さんは最初からやる気がなかったのでは、という声を否定。元「ONE FC」世界ライト級王者である朴光哲さんに週3回トレーニングを受けていたと明かしながら、「そこまでして、（企画に）応募して骨折をしてまで、最初から荒らす気はなかったことをご理解ください」と悔しそうな表情を浮かべながら伝えていました。

　また試合当日、ライブの予定が入っていたためダブルブッキングではないかという声も。田中さんは、数カ月前からライブハウスなどを押さえるなど、試合よりも早くライブの予定が入っていたことや、試合延期になったため20日に両方の予定が重なったと説明。これも、延期された試合の再スケジュールを組む際にABEMAに相談していたそうですが、朝倉選手の年末の予定とのかねあいで「そこまで迷惑をかけられない」という話になり、結果的にライブの時間を調整し演奏後の予定も変更して、すぐに試合会場に向かうという段取りが組まれていたと説明しました。

　試合への出場・辞退に関すること以外にも、田中さんの出場を楽しみにしてPPV（ペイ・パー・ビュー）を購入した人からの返金してほしいという声も。これについては自身に権限がないため、ABEMAに問い合わせしてほしいと申し訳なさそうに話していました。

　最後に、「朝倉選手にどういう伝わり方をしているのか、今現状、全く自分自身も分からない状態」だと明かし、「今、きちんと年末の試合に向けて調整していると思うので、ちょっと時期を見て朝倉選手にも謝罪をさせていただこうと思っております」「その上で本当に許されるのであれば、何らかの形でまた挑戦させていただけるっていうこともまたお話できればなと思っております」と語っていました。

　繰り返し頭を下げて謝罪した田中さん。なお、自身だけではなく関係のない仲間や家族を過度に誹謗中傷する声も見受けられるとし、「しっかり弁護士と相談して法的手段を取らせていただきたく思います。そちらの方、ご了承ください」とも伝えています。