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鑑賞には顕微鏡が必要!? 鉛筆の先よりも小さいマイクロ彫刻がすごい

全てアリにちょうど良いサイズ。

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 フランス人のマイクロ彫刻家のマリー・コイドンさんが手がける、鉛筆の先よりも小さい鳥や犬の彫刻に注目が集まっています。

1.5ミリメートルの鳥の彫刻

 樹木にとまっている2羽の小鳥の彫刻は、それぞれわずか1.5ミリメートルと2ミリメートルほどのサイズ。肉眼で鑑賞するのはちょっと難しそうですが、マクロレンズで撮影された写真では、愛らしいクチバシを持った小鳥が両翼を広げている姿が細部まで表現されていることがしっかり確認できます。

マイクロ彫刻の鳥の背中に更に小さな人の姿が!
雌に求愛する極楽鳥
2.5ミリメートルのオオハシ

 中にはわずか3ミリのカササギの背中に、さらに小さな男の子が乗っているマイクロ彫刻も。「鑑賞するのに顕微鏡が必要!」といった声があがっています。ちなみにカササギの背にいる男の子のサイズはなんと0.7ミリというから驚きです。

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2ミリメートルのオーストラリアン・シェパード
3ミリメートルの白鳥型のゆりかご
翼を広げた僅か8ミリメートルのドラゴン
2ミリメートルのロッキングチェア

 鳥の他にも2ミリのオーストラリアン・シェパードやわずか8ミリメートルの翼を広げたドラゴンも。2ミリのロッキングチェアはまさにアリが座るサイズです。

 マリーさんはマイクロ彫刻の素材に硬化させた接着剤や髪の毛などを用い、縫い針や非常に小さなメスを道具に使って顕微鏡をのぞきながら作品を作るそうです。鉛筆の芯を素材にした作品は芯が壊れやすいこともあり、非常に大きな集中力を要する作業とのこと。

鉛筆の芯を使ったマイクロ彫刻
バラの上の鳥
蓄音機のマイクロ彫刻

 マリーさんの公式Webサイト「Microsculptures」には他の動物の彫刻や勉強机といった家具の彫刻など目に楽しいマイクロ彫刻が目白押しです。作品はオンラインで販売もされているので、興味のある方は見てみてはいかがでしょう。

Image credit:Marie Cohydon(Microsculptures

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