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「カッコイイ」「プロの本気」 エンジニアの趣味全開「白衣が最高になびく至高の乗り物」がTwitterで話題に(1/2 ページ)

ロボット研究者の吉藤オリィさん、「お父さん発明家」のおぎモトキさんの共同開発。

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 あるエンジニアが送風機能がついたモビリティを開発。実際に走行する様子を撮影した映像が、Twitterでカッコイイと注目を集めていました。


風を受けて「黒い白衣」がふわり。得意満面!
白衣が最高になびく至高の乗り物!?

杖で操作。魔法のようです

 投稿者は吉藤オリィ(@origamicat)さん。電動車椅子の新機構の発明に関わり、2004年の高校生科学技術チャレンジ(JSEC)で文部科学大臣賞を受賞。また、身体に重い障害がある人が絵を描く(関連記事)、障害や育児のため外出が困難な人が働く(関連記事)といったことをロボット技術でサポートする分野で研究開発を行っているエンジニアです。

 映像はモビリティの土台になっている送風装置から風を受けて、愛用の「黒い白衣」の裾をなびかせながら颯爽と廊下を移動する様子を収録。奥まで行くとその場でUターンして戻ってくるなど、スムーズな動きを見せています。

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くるっと方向転換!

こちらに戻って来ました

何度も方向転換。小回りの良さを感じさせます

 吉藤さんによると、モビリティはアルミフレームを組み合わせて作った土台となるフレームに、モーターや制御装置などを取り付けたシンプルな構造とのこと。操作はペダルスイッチと杖に見立てた棒の先端に取り付けたスティックで行い、暴走防止のため足元のペダルから足が外れると停止するようになっているそうです。

オフはカッコよく「白衣」をなびかせることに注力!?

 この吉藤さんの趣味全開のモビリティは、「お父さん発明家」のおぎモトキ(@ogimotoki)さんと共同開発。困難を抱える人のために技術開発に取り組む吉藤さんは、自身の遊び心から開発を行うこともあり、「遊びで得た技術が真面目な事に使われ、そこで得た閃きがまた遊びに使われながら前へ進む」とも発言しています。

障害を持つ息子のために、リハビリ機器や足代替モビリティなどを作るおぎモトキ(@ogimotoki)さんと共同開発
遊びのための開発と誰かのための開発に相乗効果

 動画を見た人からは「カッコいい」「プロの本気」など、「至高の乗り物」を称えるコメントが多数寄せられていました。また、「ハリーポッターに出てきそう」という感想や、T.M.Revolution 西川貴教さんや日ハムのビッグボスこと新庄剛志監督に乗ってほしいという声も。見る人のイマジネーションを掻き立てるようです。

画像・動画提供:吉藤オリィ@分身ロボットカフェ(@origamicat)さん

(谷町邦子 FacebookTwitter

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