吉田沙保里「3月11日は私にとっても特別な日です」　父逝去から8年目の思いつづる「天国から見守っていてね」（1/2 ページ）

　元レスリング世界王者で現在は指導者として活動している吉田沙保里さんが3月11日にInstagramを更新。元レスリング日本女子代表コーチであった父・吉田栄勝さんが急逝してから8年たったことを報告するとともに、墓参りの様子を公開しました。

　「東日本大震災から11年、父が亡くなって8年」「3月11日は私にとっても特別な日です」と報告し、父の急逝から8年がたったことを報告した沙保里さん。「なにかと困難な状況が続く毎日だけど…」とコロナ禍が続く昨今を憂いながらも「みんな元気で頑張ってます！」「お父さん！　天国から見守っていてね」と最愛の父にメッセージを送っています。

　この投稿にファンからは「もう8年なんですね 月日が経つのは早いですね」と時の流れの速さに驚く声とともに、「いつまでも吉田の幸せを見守ってくれて居ますね」「かわいいかわいいさおりさんのことを ずっと愛していらっしゃるでしょうね」と栄勝さんが天国から見守ってくれていると信じる声が寄せられていました。

　栄勝さんは元レスリング選手で、2009年にレスリング女子日本代表コーチに就任。2010年のアジア選手権では女子チーム監督を務め、2012年にはロンドンオリンピックで女子代表チームコーチを担当していました。しかし2014年3月11日、合宿を控える選手たちと合流するため至学館大学へ向かう途中で、くも膜下出血により急逝。

　沙保里さんは告別式後の15日にはブログを通して心配してくれた関係者やファンに感謝の気持ちを伝えるとともに、「まだ、お父さんがいなくなったって信じられないけど、しっかり現実を受け止めないといけない…」と悲しみをあらわに。その後もブログではたびたび父の話題に触れ、2020年3月11日には七回忌法要を無事終えたことを報告していました。