浅野いにお『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』アニメ化決定！　「『デデデデ』は終わりません」

　浅野いにおさんによる漫画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』（通称：デデデデ）が、アニメ化することが決定しました。

　同作は、浅野さんによる通算4作目の長編連載作品。突如“侵略者”と呼ばれる存在におびやかされ、正体不明の巨大な円盤が上空に浮かんでいる東京を舞台に、小山門出と“おんたん”こと中川凰蘭の2人の女子高生の日常を描いた物語で、第25回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した話題作です。

　2月28日発売の『週刊スピリッツ』13号にて最終回を迎え、3月30日発売の単行本12集をもって完結する同作。数日前から、浅野さんがTwitterで重大発表とするカウントダウンを行っており、ネットではアニメ化をうわさする声が浮上していました。

　過去、浅野さんの作品で『ソラニン』が2010年に実写映画化、『うみべの女の子』が2021年に実写映画化されましたが、アニメ化は初。アニメーション制作は、磯光雄さんが脚本／監督のオリジナルアニメ「地球外少年少女」を手掛けた「Production +h.」が担当します。

　アニメ化に伴い浅野さんは、「原作ではもう物語が語られることはありませんが、今度は動く門出とおんたんの姿を通して、今一度とても複雑でとても単純な『デデデデ』の世界を体験してください。『デデデデ』は終わりません。そして門出とおんたんは『絶対』なのです」とコメントしています。

　さらに、特別映像も公開。浅野さんがProduction +h.のスタッフとともに意見を交わしている現場を捉えた様子が収められています。

(C)浅野いにお／小学館