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「お待ちしておりました!」 “幻の専門書”を見つけた古本屋さんで言われた一言がグッと来る(1/2 ページ)

店員さんに一度は言われてみたいやつ。

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 心がほっこりする日常の一場面を切り取ったツイートを、イラストともにご紹介する企画「すてきな実話」。今回は、古本屋さんで「お待ちしておりました!!!」と言われたときのエピソードです。

しっかり取ってありますよ!(イラスト:野田せいぞ

店員さんに言われてみたい言葉No.1

#本当に言われた漫画みたいな一言
「お待ちしておりました!!!」

就職したての頃、今はなき古本屋のガラスケースに幻の専門書をみつけた。出してもらって実在を確信し、値段に泣いて戻した。
後日、ボーナス当日に会社の制服のまま店の扉を勢いよく開いた私の顔をみた店員が叫んだのが上の台詞。

(星を飲んだ菓子屋さんのツイートより)

 このツイートをしたのは、星を飲んだ菓子屋さん(@hosiwononda)。就職したてのころ、古本屋さんのガラスケースに“幻の専門書”を見つけたものの、値段の高さから購入を断念した経験があるそうです。

 その本は、大学でも書庫にしまわれており、「監視の元、ここで読め」と指示されるような代物。古本屋さんで発見したときは「運命だと思った」というほどの衝撃を受けたとか。

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 ボーナスが入るまで、その本のことを「大丈夫だ、私以外に買う人はいない」と思い出し続け、待望の支給日がやってくると会社の制服姿のまま古本屋さんへ。ツイート主の顔を見るなり、店員さんが叫んだのが「お待ちしておりました!」という一言。そのまますぐにガラスケースの鍵を用意してくれたといいます。

 ツイート主が「どうしてわかったんですか?」と聞くと、「あなた以外誰もこの本を手に取る人がいませんでした」。店員さんもまた、“幻の専門書”とツイート主さんの出会い方に、運命的なものを感じていたのかもしれません。

 このツイートに、ネット上では「ドラマのワンシーンのようで素敵」「すごく引き込まれる言葉選びで、短編小説を読んだような気持ちになりました」といったコメントが寄せられています。

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