人間におびえていた元野犬、保護から半年たって……　保護主の愛情で少しずつ開いていく心に「胸が熱くなりました」

　人間を怖がっていた元野犬の保護犬たちが、保護主さんと一緒に過ごす時間を経て、心を開くようになった様子がYouTubeに投稿され、「距離がぐんと縮まりましたね」「どんどん幸せになっていくね」などたくさんのコメントが寄せられています。

　保護犬2匹の名前は「コロ」君と「てん」ちゃん。約半年前に、保護犬の預かりボランティアをしている投稿主さんのお家にやってきました。

　当時、生後半年を過ぎた野犬だった2匹は、とても人間を怖がっており、最初の丸2日間はケージから出てきませんでした。数日たっても人に見られると固まってしまい、シーツを替えようと近づくと、おびえて隅で縮こまるほど。それでも他のワンコとは少しずつ打ち解けていき、自分から柵の外に出られるようになった姿が、話題になりました。

　そして現在。なかなか触らせてくれなかった2匹ですが、ある日の夜、ついにコロ君が投稿主さんと戯れる姿が見られるように！　自分から近くにやってきて、あごの下や頭をなでられても拒否せず、スキンシップを楽しんでいるようです。

　きっと、やさしく焦らずじっくり見守っていた投稿主さんの気持ちが届いたのでしょう。以前の様子からは想像もできなかった姿に、投稿主さんもビックリしたそうですが、同時にとてもうれしかったことを伝えています。名前を呼ばれたコロ君が「なに～？」と寄ってくるのがとってもかわいらしい！

　また以前は、おやつをもらうのも怖がりながらでしたが、今では他のワンコに混ざって「ボクにも！」と積極的にやってきます。オモチャにも興味を示して遊んだりと、リラックスして過ごしている姿にこちらも笑顔になります。

　さらに、てんちゃんの方も、ナデナデをうれしそうに受け入れる姿が目撃されています。投稿主さんいわく、まだまだ完全に心を許してくれたわけではないとのことですが、それでも気まぐれに遊びに来てくれるようになったそうです。

　動画のコメント欄では、これまでの2匹を見てきたユーザーから「あんなに避けて逃げていたコロが！」「コロちゃんがじゃれるなんてー！」と感動する声が寄せられ、温かな変化に「やっとやっと飼い主様の暖かい気持ちが届いてくれて気持ちが通じ合えたんですね」「ママさんの愛情の賜物ですね」といった声も寄せられています。

　YouTubeチャンネル「こゆきchannel」では、ボーダーコリーの「こゆき」ちゃんに元保護犬の「ハイム」ちゃん、「るい」ちゃんたちとの暮らしを公開中。そして今回のように保護活動の様子も投稿しており、里親募集はInstagram（@koyuki_bordercollie）上でも行っています。

画像提供：YouTubeチャンネル「こゆきchannel」さん