「無敵の力を手に入れたワニが存在します」　地元のワニワニパニックに誕生した“最強のワニ”に「笑った」「この世界感好き」の声（1/2 ページ）

　「地元のワニワニパニックが最強だった」――次々と出てくるワニをハンマーで叩いて得点を競う定番アーケードゲーム「ワニワニパニック」で、叩かれすぎて“無敵のワニ”が誕生してしまい、Twitterで話題になっています。

　Twitterユーザーのゴミぷぅ（@gomipuu_0406）さんが、長文の張り紙が貼られたワニワニパニックを地元で見つけて投稿しました。

　そこにはゲームをプレイしようとしている人に向けた以下のメッセージが。

「こちらのワニワニパニックですが、何年にもわたり叩かれ続けた結果、どんなに強く叩いても点数にならない無敵の力を手に入れたワニが存在します。ご理解いただけた方のみ100円を投入し、絶滅の危機に瀕するワニたちを殴りつけることなく やさしく叩いてあげて下さい。何卒よろしくお願いいたします。」

　ワニを叩いても点数にならないのは普通に考えれば故障ですが、それを何年も叩かれ続けて“無敵の力を手に入れたワニ”と表現するセンスに思わず笑ってしまいます。ワニを少年漫画の主人公（あるいは強敵）のように語るんじゃない。

　ちなみにこちらのワニワニパニックの筐体は以前にもSNSで話題になっており、上記の張り紙が貼られてからも、少なくとも1年以上は稼働し続けているようです。

　リプライ欄では「おもろすぎるだろｗ」「笑った」「この世界感好き」といった声が寄せられ拡散されており、店員さんが書いたと思われる張り紙に「素晴らしい文章力だw」「“故障した”ではなく、“叩いてもカウントされない無敵の力を手に入れた”って表現が上手くて笑ってしまいますね。そしてその後も“絶滅の危機”と文章のセンスの良さに驚きます」と称賛する声もみられました。

　「ワニワニパニック」は、初代が1989年に登場。2020年6月にはバンダイナムコアミューズメントから、32インチ液晶モニターを搭載した最新版となって復活し、「ワニワニパニックR」として同時期から稼働開始しています。